ラオス南部の世界遺産。遺跡より自然派のぼくが珍しくおすすめする遺跡、ワットプー


なんといってもワットプー。人類の歴史に想いを。

ぼくが今までに行った中で、最もおすすめする遺跡の一つ、ワットプー。世界遺産に指定された巨大な遺跡に、ラオスの国花「チャムパー(プルメリア)」の真っ白な花が咲き乱れます。

世界遺産の遺跡で最も有名なのはアンコールワットですが、ワットプーもアンコールと同じクメール様式。11世紀に建設されたと言われるこの遺跡から徐々に南下していき、クメールの完成形がアンコールワットと言われているそうです。

 

なぜ、ぼくがこの遺跡をおすすめすると思いますか?この遺跡、「遺跡」と呼ばれるようになるまでかかった長い時間を、他人にほとんど邪魔されることなく、噛み締めるように味わうことができるんです。遺跡に座って悠久とも言える時を共有できる感覚は、普通できません。でも、ここではできる。人類の歴史に静かに思いを馳せられる。だから、とってもおすすめなんです。これは、観光客がすごく少ないからこそできるものです。

 

チケット売り場から山に向かって水を静かにたたえた聖池の中央を歩き、参道の入口に立ちます。それほど遠い距離ではありません。せいぜい数百メートル。ここまで歩いてくることで、気持ちを整えられます。ピックアップもありますが、できれば歩いていくことをお勧めします

そして左右に立つ巨大なリンガ。昔の人にとって子どもをつくるということが、どれだけ重要な問題であったかがわかります。ひとりの男としては、何とも言えない気持ちになりましたが……(むー。)

山腹では、地元の子ども達が岩の上ではしゃいでいます。チャムパーの白、空の青、岩肌の灰、そして木々の緑。すべてが絶妙なバランスで配置され、聖地をひとつのものとしてかたちづくります。

夕方になったら、中腹から沈む太陽を眺めましょう。自分が人類の歴史の中で、地球に抱かれるようにして生きていると思えます。

 

ところで、なぜこんなに観光客が少ないんでしょう?あくまで推測ですが、みんなワットプーのある南部よりも、北部に行くから、というのが主な理由だと思われます。

ラオスに旅行する人にとって一番の目玉は、北部ルアンパパーン。いま世界の旅行者が最も行きたい旅行地とも言われていますから、そうなるのも当然といえば当然です。それほど旅程に余裕がない人であれば、首都ビエンチャンから北に行くか南に行くかで迷い、結局北に行ってしまうんです。結果としてワットプーをはじめとする南の地方は、どこかの誰かみたいな物好きな旅行者(このページを見ているあなた!?)以外は訪れないのでしょう。

 

チャンパーサックの目玉、というか見るべき観光地はワットプー一択ですが、周りに何もない感じは、これぞラオスと思えるものです。短期の旅行となると、どうしても観光地中心に回ってしまいがちですが、ゲストハウスからワットプーに行く途中で、素朴なラオスの姿を見ることができます。川辺でのんびりとおしゃべりしている人は、絵になります。

 

その他

チャムパーサックといえば、ワットプーといっても良いくらいですから、あとはのんびりぶらぶらで良いと思います。

宿で自転車を借りて、ワットプーまでサイクリングもおすすめ。町から約10キロもあるので、決して近いとは言えませんが、メコン川をチラチラ眺めながらラオスの田舎をぶらり旅、というのも悪くはありません(注意:ワットプーからの帰りが遅くなると、あたりは文字通り真っ暗です!!)。

 

自分はラオスに入る際、バンコクからパークセーに入るルートをとりました。そしてパークセーから乗合バスでチャムパーサックへ。

乗合バスから適当に下ろされた目の前に建ってたのがサーラー・アヌサーってゲストハウス(歩き方にも載ってる)。乗合バスがおろした目の前にあるということで、きっと運転手とぐるでぼったくろうとしているに違いない!と思いきや、1泊600円くらいと、いたって普通の値段。

 

目の前はメコン川で、なんかハンモックとか吊るしてあって結構居心地も良さそう。ということでここに泊まりました。自転車のレンタルもできるし、次の日の手配もしてくれるので、とても便利。翌朝はゲストハウスの真下から小舟で対岸へ、そこから一気にシーパンドーンへ。ほかのゲストハウスがどんな感じかわかりませんが、他人におすすめしても良いと思えたゲストハウスでした。

 

【アクセス】

バンコクの北バスターミナルからパークセー行きの夜行バス。パークセーのよくわからないところに下ろされるので、そっから500円くらい(高い!!)で市場へ。市場から乗合バスでチャムパーサックへ。パークセーからバスがあるとかいう話が本に書いてありますが、結局見つけられませんでした。たくさん停まっている地元の人達との乗合の軽トラがベストかと思います。

 

↓チャンパーサックは、東南アジアの観光地の中でも特におすすめ!

東南アジアを旅行するなら外せないおすすめのまち6選!インドシナ全土をまわって味わった素敵な時間。


投稿者: らぴ

旅とカメラと。NikonのD750と58mmf1.4、そして14-24mmf2.8が相棒。望遠欲しい。スポーツとか仕事についても書きます。 雨のち晴れ。いつかきっと晴れるよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です