タイの絶景、国民党の子孫が住むまちメーサロン。茶畑が眼下一面に青々。

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タイの絶景、国民党の子孫が住むまちメーサロン。茶畑が眼下一面に青々。


チェンライに着いて、それまで一緒に旅をしていた子から勧められたのが、メーサロン。歴史に思いを馳せながら小さな町を歩き、お寺の上から眼下一面に広がる青々とした茶畑を見ることができます。

国民党の残党が住む町 ~ちょっとだけ歴史~

第二次世界大戦後、中国では共産党と国民党が国内での主導権をめぐって激しい戦いを繰り広げました。負けた蒋介石率いる国民党は台湾に逃げた……というところまでは、よく知られた話です。

 

でも、すべての国民党軍が台湾に逃げたわけじゃないんです。雲南地方にいて台湾に逃げられなかった国民党軍は、南下してタイに逃げ込みました。そして住み着いたのがメーサロン。

ここで大陸への反抗の機を狙っていたそうです。でも反抗の機なんてなかった……というか、あったのかもしれないけど、行動に移すことはありませんでした。そして武装解除と引き換えに、タイ国籍を獲得。正真正銘のタイ人になりました。

 

生活はすごく苦しかったそうです。当時、生活インフラは皆無でした。皆で開墾して住めるようにして……あんな山奥を開墾だなんて、考えただけで気が遠くなります。なんとか生活できるようにして、今では、お茶(烏龍茶が有名!おいしい!)とリゾート開発で生計を立てているようです。

リゾートといっても華やかなものではありません。今来ているのは、多分ほとんどがチェンライからの立ち寄り観光客。ゴールデントライアングルやミャンマーとの国境メーサーイなんかとセットで回る、日帰り周遊ツアーです。ほんの一瞬立ち寄って帰るだけなんでしょう。

 

町のなかはのんびりしています。散歩してみればわかりますが、どこもかしこも中国風。あの赤い提灯みたいなやつや雲南餃子麺のお店、肉まん。。。当たり前と言えば当たり前なのですが、ここの人たちが、ボクの想像もできないような複雑な過去を経てここに住んでいることを実感します。

 

少数民族のリアルな生活。市場を覗いてみよう。

タイの北部を回っていて気づいたのが、少数民族ってどこにいるのかよくわからない、ということです。彼らはすっかりボクたちと同じ服を着て、同じように生活するようになっています。そして、そうでない人たちは、観光資源として活用されている……そんな感じです。

 

でも、ここではごくごく当たり前に少数民族が住んでいます。タイ北部には、モン族、カレン族、ラフ族、リス族などなど、たくさんの民族が存在します。ボクがお会いできたのは、多分ラフ族。頭にスカーフを巻いていたので、まず間違いないでしょう。民族によって服装が結構違うんですよね。頭にスカーフというラフ族は分かりやすいです。

 

市場に行ってみてください。小さな小さな市場です。きっと、町中の人がここで買い物するんでしょう。メーサローンは中華系の町ですが、ここに少数民族の人たちが買い物にきたり、物を売りに来るそうです。小さな町の素朴な生活を、こっそり覗かせてもらいましょう。

 

一見の価値有り。絶景茶畑。

ここに来たら、茶畑の美しさに息を飲むでしょう。重なる山々の斜面を覆い尽くすように広がる緑。太陽の光を浴びるとキラキラします。それを山のてっぺんにあるお寺(これは新しく作ったっぽいです……)から一望できます。日本でも茶畑は見ることができると思いますが、金ピカのお寺を背に山々を見下ろす形で眺める茶畑は格別じゃないでしょうか?もちろん、お土産は烏龍茶で!

 

※ 仲良くなった町の子から、「これはノーケミカルだよ。ゆずってあげる!」と地元のお茶を分けてもらいました。安いやつはケミカルたくさんらしいのでお気をつけて。。。

 

おまけ ―馬のトレッキングが面白いらしい―

知り合いの子が、4時間500バーツの馬トレッキングをしていました。馬の背に揺られながら、近隣の村々を訪ね歩くそうです。町をくまなく見れてとても良かったと言ってました。安いツアーですし、参加してみても良いかもしれません。


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