軍政から民主化へ。溢れ出る活気と混沌の街ヤンゴン。

旧ビルマ。アウンサン・スーチー女史グッズがオススメのお土産に推されているのを見なきゃ、ここが軍政で民主化運動が盛んだった国の首都だなんて気づきません。あちこちに露天が並ぶ光景は、どこの国も一緒です。

この国最大の見所は間違いなくバガンだと思いますが、「ミャンマーの今」という少し社会的な視点で国を見るなら、最大都市ヤンゴンは外せません。

 

この街の「今」をこの目に。

ヤンゴンの見所は?と聞かれても「うーん」とうならざるを得ません。せっかくヤンゴンにいるから、シェンタゴン・パヤー(ミャンマー最大の聖地と言われる仏教寺院)くらいは見ておきましょうか……ってくらいです。

あとは定番のお土産市場「アウンサン・マーケット」でしょうか。ここは日本円からミャンマーチャットに替えてくれる人がいるので、その点便利です。ぼったくりレートじゃないですし。

 

冒頭で少し書きましたが、ヤンゴンはミャンマーの今を知るに当たって欠かせない場所です。今やヤンゴンの中心部の地価は東京・銀座をしのぐほどになっているという話も聞きます。信じられないようなスピードで発展しているんです。

今は路上で果物などを売る人と急成長が同居している状態。今日本で生活している僕のような人間にとって、町が劇的に変化している様子は非常に珍しく感じられます。東京もかなりのスピードで再開発が進んでいますが、分かりやすい変化という意味では、ミャンマーを見た方が良いでしょう。

大衆食堂でビールを飲みまくる

ある程度ヤンゴンを見た後のおすすめの過ごし方は「ドラフトビールを昼から飲みまくる」です。最高です。

「せっかく海外旅行に来て何を言うんだ、観光しろよ!」と思うかもしれませんが、つまらない場所やありきたりな場所を、仕方なしにまわるくらいなら、美味しいものを食べて生ビールを飲んでたほうがよほど幸せです。修行するために海外旅行しているわけじゃないなら、とにかく楽しんだ方が良いです。

ミャンマーは生ビールがとにかく安いです。そのへんの大衆食堂だったら1杯6000チャットで飲めます。日本円にしてなんと約60円。これからこの国がすごい勢いで発展したとしても、今後しばらくは1杯100円以下で飲めるでしょう。念のため、瓶ビールではなくてドラフトが安いということに注意してください。

 

つまみだって安い安い。一品10000~20000チャットくらいで食べれますから、「もうムリ!!」ってくらい食べて、生ビールを10杯飲んだって、1500円もあればおつりがきます(てか普通はそんなに飲み食いできないと思うけど……)。コーラより生ビールが安いとか、もう飲んべえの僕からしたら、飲まないなんて選択肢は存在しません。

 

注意が必要なのは、あんまりドラフトビール(いわゆるジョッキで出てくる生ビール)を置いてる店が多くないってこと。ミャンマーがまだ結構マジメな仏教国だからでしょうか、そのへんの食堂に入っても置いてないんですよね。

街の中心部なら置いてあるのかもしれませんが、町外れに宿をとっていた僕は、なかなか探せず。ようやく見つけたのは、スーレー・パヤーの目の前にある大衆食堂風のお店。街の人に生が飲める店を聞いて教えてもらいました。

 

うだるような蒸し暑さと強烈な日差し、途上国の喧騒を開けっ放しの扉から眺めながらいただく生ビールの味は格別です。体に染み渡るってこのことか!とか思っちゃいます。ガブガブ飲めちゃうので、飲みすぎ注意。どこかの誰かみたいに昼から酔いつぶれることになります……。

日本じゃこんな体験できないですよ!!

確かに立派、シェンタゴン・パヤー

首都にある見所って大したことない、というのが僕の偏見たっぷりの持論なんですが、ヤンゴンの見所シェンタゴン・パヤーはなかなかのもの。

長めの階段をのぼって頂上までたどり着くと、巨大な仏塔。夕暮れ時に行ったら刻々と移り変わる空の色と、それに呼応するように微妙な色彩の変化を見せる様を見れます。

 

もちろんそのあとは夜のライトアップ。様々な角度から照らされた仏塔は、まさに闇に浮かび上がるという表現がぴったり。湿気を含んだ生ぬるい風に吹かれながらぐるりと一周。海外からの観光客はもちろんのこと、ミャンマー各地から来た観光客やらお坊さん(スマートフォンで記念写真撮りまくってます……苦笑)の一行と一緒に、the観光。とりあえず「お、来てよかったかも」と思えるだけの立派さです。ヤンゴンで時間があるなら、一応来ておいたほうが良いです。

都会の観光地ではどこもそうですが、ここにも怪しげな日本語で語りかけてくる輩がいます。ご注意を。

定番のお土産市場「アウンサン・マーケット」

定番中の定番です。そして定番のお土産市場は質がイマイチの割に高いというのも定番。アウンサン・マーケットも御多分に漏れず、という印象です。ぶらぶら歩いていると、あちこちから日本語で声をかけられるでしょう。ここの商品は基本的に高いと思って見て回るのが良いと思います。中にはお得な品もあると思いますけどね。

 

自分はここでロンジーと翡翠のブレスレットを買いました。正直、田舎で買えばもっと安く上がります。だけど「とりあえずロンジー着て歩きたい!ミャンマー気分に浸りたい!」と思ったので、そこは高いと知りつつの購入です。

 

ざっと見て回った感じだと、翡翠製品は高くないのでは?と思いました。ミャンマー各地、あらゆるところで翡翠のブレスレットなどが売られていますが、このマーケットでも他と変わらないような値段で買うことができます。ロンジーと翡翠ブレスレットで気分はすっかりミャンマー。旅行ではいつも白シャツを着てる僕は、いかにも現地の人みたいになりました。

 

ちなみに、日本でミャンマー製の翡翠ブレスレットを買おうとすると、下手したら10倍くらいの値段がします。あんまり欲しくなくても1個くらい買っても良いかも。自分は5ドルのものを買いましたが、1ドルからあります。どうせ安いなら綺麗な石の方が良いじゃん!と思うのは僕だけでしょうか?

 


 

僕がもう一度ヤンゴンに行くとしたら、ヤンゴンの中心街から少し外れたあたりの町歩きをして見たいです。きっと大きな変化の中にある国のリアルな姿をみれると思います。

雨のち晴れ、明日はきっと晴れるよね。

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