一人旅で海外へ!その魅力とメリット・デメリット


一人旅をしたことがありますか?

最近、一人旅をする若者が増えているそうです。そんな僕も、一人旅が大好きです。初めての一人旅は、バックパッカーとしてウイグルからパキスタンへ。たくさんの人に助けられながら無事に桃源郷フンザの地にたどり着けたときの嬉しさは、今もはっきり覚えています。また、インド・カシミール地方でも、道を一人でとぼとぼ歩く僕に、みんなが声をかけてくれました。何度か一人旅を重ねるうちに、すっかりその魅力にとりつかれてしまいました。

今日は、たった一人で海外秘境と呼ばれる土地まで行ってしまう僕が、一人旅の魅力についてお伝えします。


そもそも僕たちにとって、旅って何なんでしょう?

これは人によって千差万別です。美しい景色を見に行くのが旅だという人もいれば、遺跡やその土地の食べ物を楽しむのが旅という人もいるでしょう。僕のように、知らない土地で生活している人に会うのが一番楽しみという人もいます。実際には、どれかひとつが旅の目的ということになることは少なく、これらの複数を楽しみにして旅に出る人が多いと思います。

旅の目的によって、旅のスタイルも変わります。せっかく美しい景色を見るのだから、誰か友達と共有したいという思いもあるかもしれません。買い物だって誰かと一緒におしゃべりしながらが良いという人もいます。これらは誰かと一緒に行かなければできないことです。

自分の目的に合わせてスタイルを選ぶのが賢いやり方です。まずは一人旅に魅力やメリットを知り、それが自分が考える旅にマッチするかどうか考えてみてください。

 

 一人旅の魅力・一人旅をするメリット

 

では、一人旅の魅力やメリットは一体何でしょう?

一言で言うと、「自分が思い描く旅を思いのままに実現できる」のが一人旅です。他人や時間を気にせず、好きなように行動できます。ここに一人旅の魅力が凝縮されています。では、具体的にどのように自分が思い描く旅を実現できるのか、少し詳しく見ていきます。

 

☆1 思いつきで行きたいところに行ける

一人旅のイメージに最も近いのがこれですね。気ままに、自分の気が向いた方向に進んでいく旅です。

あらかじめ予定を立てておいたとしても、その場の気分で行き先を変えても、誰も文句なんて言いません。町から町へと移動する場合にも、気に入った町があれば1日長く滞在することもできます。実際に旅をしてみると、思った以上に町を気に入ってしまい、もう少し長く居たいと思うことも少なくありません。

また、現地のゲストハウスや地元の人に「あ、実はあそこが良いんだよねー」なんてオススメスポットを紹介された時にも、スケジュールを変えて柔軟に対応できます。旅先の素敵な情報については、現地の人が一番詳しかったりします。特に外国人向けではない地元向けのオススメスポットについては、現地に入るまで全く情報がないこともしばしば。

「旅しながら旅の形を変えていける」これは一人旅最大のメリットでしょう。

 

☆2 同行者と喧嘩することは絶対にない

友達と一緒に旅行したは良いけど、旅行が原因で大げんか、そのまま縁を切ってしまうようなケースをよく耳にします。

旅に求めるものって人によって大きく違うんですよね。それに時間とお金もかけて行くものですから、誰もが自分の望むような旅をしたいと思うはずです。海外旅行に二人で行ってみて、それで趣味が合わなかったことがわかると、もう我慢するのが非常に辛くなります。最後には大げんか、空港であったのが最後、二度と会わないなんてことも十分にあり得ます(成田離婚なんてのも同じ話ですよね)。

一人旅は性質上一人で行くものですから、旅先で友達と喧嘩するということは絶対にあり得ません。

 

☆3 現地の人とコミュニケーションがとりやすい

友達や家族と一緒に旅行するのに比べ、一人旅ははるかに現地の人とのコミュニケーションを取りやすいです。友達などと一緒に行ったら、会話も友達とすることが多くなります。次に向かい場所の相談や、今日食べたご飯の感想、それに日本に買って帰るお土産の話……。

それに、自分だけが現地の人と話していたら、友達はへそを曲げてしまうかもしれません。せっかく一緒に来たんだから、常に行動を共にして全てを分かち合いたいという人もいるものです。以前、旅で知り合った人と一緒に旅行に出てみた人の話を聞きました。僕の知人は、一緒に周りたいところは行動を共にし、合わないところは別行動にすれば良いと思っていたそうですが、相手方は全行程一緒にいるのが当然だと思っていたようです。結局お互いに自分が見たいところを見ることができず、ストレスばかりがたまってしまったそうです。

もしも自分一人で歩くのであれば、そんなこと気にする必要はありません。道で出会った人に話しかけて美味しいレストランを紹介してもらったり、お土産屋さんに入ってひたすら無駄話をすることだってできます。僕は「うちに寄っていきなよ!」と言われたことが何回もありますが、これは旅の忘れられない思い出になりました。

 

☆4 旅の途中で出会った人と行動を共にできる

旅をしていると、同じく旅をしているような人とたくさん会います。それは日本人であったり、外国人であったりします。特に一般に秘境と呼ばれるような場所に来ている旅行者同士、気があうことも多く、気がつけばビール片手に語り合っていたりします。

「それで、明日はどうするの?一緒にどこか行かない?」なんてことになるのもしばしば。西安から敦煌まで一緒に旅して、丸々2日以上行動を共にした人だっています。バンコクでは何人もの人とそれぞれ行動を共にしました。

旅人と会った時に会話に発展するかどうかという時点で、一人の方が有利です。変な話、「あのー」とこちらから話しかければ良いだけだからです。友達に相談する必要はありません。

旅での出会いは、何よりの宝物になります。僕にとって、現地の人とのコミュニケーションや偶然出会う旅行者との思い出が旅の醍醐味です。

 

☆5 疲れたら休める・好きなだけお土産選びができる

旅をしていれば、疲れることもあります。そして体力はひとそれぞれ。友達と自分で同じ行動を取っていても、どちらかは疲れ切っているのにどちらかはまだ元気ということもあります。

自分が元気な方であれば、友達に合わせて休むこともしやすいですが、逆に自分が疲れていて友達が元気なときは、非常に辛いことになります。友達に合わせようものなら、自分の体調が悪化しかねないですし、休みたいというのもなんとなく気まずいはずです。旅をしていれば、体調は何より重要になります。どれだけ素敵な場所に行っても、体調が悪ければ十分に楽しめません。疲れたときに好きなように休めることは、現実問題として重要です。

また、お土産を買うかどうかは、人によって大きく見解が分かれるところです。僕は最近欲しいものは買うスタイルで、じっくりお土産物も見たいのですが、仮に「お土産なんて興味ない!」という人と一緒の旅行になってしまうと、自分が満足できるような買い物はできないでしょう。

 

☆6 パックツアーではなかなか行けない穴場スポットにも行きやすい

日本にいるときから下調べをして、ようやくたどり着いた旅行先。もう行きたい場所も、そこに行くための交通手段もしっかり頭に入っている……でも現地の人に聞いたら、ガイドブックには載っていないけどすごく素敵な場所があると言います。

一人旅であれば、すぐに予定を変更して紹介された穴場スポットにも行くことができます。ツアーで行かないような場所に行くときには、現地の人に助けてもらったり柔軟に予定を変更するなどの機動力が必要となります。友達などと一緒に行ったら相談が必要になり、その間にチャンスを逃してしまう、なんてことにもなりかねません。

 

 一人旅のデメリット

 

これまで一人旅の魅力について語ってきましたが、一人旅も万能ではありません。いわゆるデメリットも存在します。メリットとデメリットの両方を把握して初めて、きちんとした意思決定ができると思います。それではデメリットも見てみましょう。

 

☆1 安全性?

知らない海外での一人歩きは、2人以下よりも危険と言えるでしょう。特に夜道ともなると、どれだけ気をつけていても犯罪の標的になりやすいことは明らかです。可能な限り人通りが少ない道は歩かない等の注意が必要です。

また、特に女性の場合は、いろいろな人が親切そうに声をかけてくれるそうです。本当に親切心から声をかけてくれる人の方が圧倒的に多いのですが、中には危ない場合もあります。

何か交渉する場合でも、一人だということで舐められることがあります。一人で旅行するということは、頼れる人がいないということでもあります。

 

☆2 旅の感動を共有できない

素敵な景色、優しい人々、それに美味しい現地料理などなど、旅で印象に残るような経験はたくさんあります。しかし、一人で行けばそれは自分だけのものであり、他の人とそのときの感動を共有することはできません。メジャーな観光地であれば、別々のタイミングで行っても「あ、あの場所は素敵だよね」と話を合わせることもできるでしょうが、「あのときのあの瞬間」を共有することは本質的に不可能です。

他方、仲の良い友達と海外旅行に行って(喧嘩せずに)無事に帰ってこれれば、それから先ずっと思い出話に花を咲かせられます。友達との絆はますます深まるでしょう。

 

☆3 知らない人とのコミュニケーション能力が必要とされる

一人旅の方が知らない人とでもコミュニケーションをとりやすいのは事実ですが、これは自分にその気があればという話です。

ゲストハウスで同室になった人に自分から挨拶できますか?そこから話を展開できますか?同じように旅をしているわけですから、話題は旅の話で問題ないはずです。もっとも大事なのは、相手と関わろうとする自分の気持ちです。相手と関わりたいという気持ちがあれば、多くの人は心を開いてくれますし、かけがえのない旅の思い出を作ることができるでしょう。

一人でのんびり観光したいというだけであれば、コミュニケーションはあまり必要としないかもしれません。でも、現地の人や旅人と交流したいのであれば、「自分からちゃんと声をかけよう!」くらいの心持ちで旅だった方が良いでしょう。

 

☆4 宿代やタクシー代を割り勘できない

これは単純な話で、たいてい2人以上で旅した方がお金がかかりません。部屋はドミトリーでない限り一部屋料金ですし、タクシーだって1台の料金が求められます。2人で旅をしていれば半分ずつ出し合えば良いですし、3人であれば3分の1出せば済みます。一人で旅をしていれば、旅人同士で予定を合わせるでもしない限り、全額自分で支払う必要があります。

 

 おわりに

 

いかがでしょうか。僕は年に1回は一人旅、あと1回は気の会う友人と旅行します。どちらにも良い点・悪い点があるわけですが、ここではハードルが高いと思われがちの一人旅をお勧めしました。バックパッカーとして、町から町へ。僕はこれからも一人旅をし続けるでしょうし、その魅力について疑いはありません。

一人旅にでてみたいけどちょっと不安、という方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。きっと新しい素敵な世界が待っていますよ。

雨のち晴れ。明日も頑張りましょう。


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投稿者: らぴ

旅とカメラと。NikonのD750と58mmf1.4、そして14-24mmf2.8が相棒。望遠欲しい。スポーツとか仕事についても書きます。 雨のち晴れ。いつかきっと晴れるよね。

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