シルクロードを進め!トルファンとウルムチ。

SHARE

シルクロードを進め!トルファンとウルムチ。


新疆ウイグル自治区の中心地といえば、ウルムチとカシュガル。そのうち行政的にも都市的にももっとも発展しているのがウルムチです。最近四川航空のおかげで安く簡単に行くことができます(ただし成都で1泊)。

また、トルファンはかつて大勢の日本人が訪れていたシルクロードのイメージそのものと言える町です。ぼくとしてはウイグルの西、カシュガルやその近くまで行って欲しいと思うのですが、トルファンでも十分にウイグル気分を味わうことができます。

 

★トルファン

ぶどう畑と孫悟空!ぼくらがイメージするシルクロードのイメージに近い町。西安から西へ西へと向かうなかで、初めて目にするウイグル文化でしょう。時間がなくてカシュガルまでは行けない、という人は特に訪れるべき町です。ウルムチだけで終わったらもったいない!

 

晴晴晴!主な観光地をぐるりと回ろう。

おすすめは景色です。火焔山と雲一つない青空の対比は、圧巻の一言。この火焔山、西遊記に出てくる火焔山のモデルとなっています。山肌は見た目から燃えているようで、まさに火の山。初めて見た人は、必ず驚くでしょう。日本にはない乾燥した山肌です。

 

この街の観光地で一番のおすすめは交河故城。大昔の街が化石のように残っています。川の中洲に残る故城は、まさに街がそのまま化石になったように見えます。極度の乾燥の中だからこそ、崩れることなく建物の形が残ったのでしょう。保存状態はかなり良好なんだと思います。一見の価値ありです。

 

また、博物館が好きな人なら、トルファン博物館もなかなか立派です。歩き方ではあまりおすすめ的に書いてませんが、ぼくは期待度が低かった分、良い意味で期待を裏切られました。ミイラとか置いてます。あとは恐竜の化石とかオブジェとか。必ず行くべきとまでは言えませんが、時間があれば行っても良いと思います。

 

ナイトマーケットは、初めてウイグルの都市に来たこともあって、とても楽しめました。羊の内蔵など、漢民族の文化にはないものが盛りだくさん。初めて見るウイグル帽子とイスラム文化に心躍らされます。朝ごはんも含め、ウイグル料理をたくさん食べましょう。

ぼくが訪れたときは季節外れの3月。観光客もほとんどおらず、観光的ではない地元の魅力を味わうことができました。

 

余談 

トルファンには敦煌のバスターミナルから高速バスが出ています。敦煌で夕方過ぎくらいまで過ごしてトルファンに直行すると、まるで別の国に来たかのような感覚が味わえます。そして朝早くに到着してすぐに見える朝陽。ここの朝陽は太陽の輪郭がくっきり見え、みかん色の空を拝めますよ。

お土産には干しぶどうを是非。ここはぶどうが超有名です。ワインも良いですね。

カレーズを見に行くことを勧められましたが、ぼくはあまり面白いとは言えませんでした。行って見たら湧き水が出てるところです。地理とか理科の先生なら楽しいのかな……。

 

 

★ウルムチ ~天地~

世界で最も内陸にある都市ウルムチ。一度行ったら周りの人に自慢できますね!

ですが……正直、あまり見るべき場所はありません。天池は素敵な場所ですが、それならカシュガルからパミールに抜ける道に行ったほうが良いです。ぼくがウルムチに行ったのは冬だったので、観光客はあまり多くありませんでしたが、夏になると中国人観光客でごった返すそうです……。

天池に関しては、冬だと湖が凍っていてその上を歩くことができます。また、の周りを歩くと自然が美しいです。しかしながら中国まで行って見たいとまでは思わないでしょう。

 

国際バザールも有名で、建物はすごく立派です。ウイグル自治区各地から特産品が集められています。ただし、それは言ってみれば東京で京都のものを買うようなものですから、ウイグルまで来てしまう旅人にとって、満足できる買い方ではないのではないでしょうか。

ということで、観光的にオススメ出来るところはありません。ただ、ウイグル自治区の首府が今、どうなっているのか、ウイグル人は?漢民族は?そんな社会的視点を持って訪れると、面白いです。この都市、中国政府の移民政策によってたくさんの漢民族が移住してきています。ウイグル人のタクシーに漢民族は乗らないし、乗せようともしません。民族間の対立の根深さからは、人種や民族の違いからくる対立について考えさせられます。


そんなわけで、ウルムチとトルファンでした。トルファンについては、夏のぶどうシーズンに行ったら面白いかもしれません。ぶどうの収穫とか、干しぶどう作りの風景なんかが見れるでしょし。

 

雨のち晴れ、明日はきっと晴れるよね。

 

ウイグルまとめはこちら


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です