写真集買ったり写真展に行ってみたらすごく勉強になったって話。

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写真集買ったり写真展に行ってみたらすごく勉強になったって話。


最近写真集を買ったり、写真展を見に行くようになりました。だいたいこの1ヶ月で2冊購入&3つの写真展へ!

 

まず、ブログとツイッターで知り合ったお友達の勧めで写真集を購入しました。JIMMY NELSONの「BEFORE THEY PASS AWAY」とSALGADOの「GENESIS」を購入。2冊で1万円以上しましたが、どちらも素晴らしい写真集でした。クオリティと分量から考えれば、決して高くはないと思います。

また、同じ友人の勧めで浅井寛司さんの「生きる、信仰 -Prayers of Tibet-」に行ったり、吉田ナギさんの「HEROS」、そして吉田亮人さんの「Tannery」にも行きました。どの写真展もそれぞれの個性が出ていて、海外の写真という共通点はあるものの、全く違った表現ぶりですごく参考になりました。

 

これまで、自分が出不精だということもあり、これまでは高価な写真集を買ったり、自分で写真展に足を運ぶことはなかったのですが、実際に行動に移してみて非常に勉強になることが多かったです。

そんなわけで、今日はぼくが写真集を買ったり写真展を見に行くようになって良かった点についてまとめてみます。

 

 他人の写真から学ぶことって多い!

 

旅先で出会った写真上級者から、どうしたら良い写真が撮れるかについて聞いてみたことがあります。そのときのことをまとめたエントリがこちら↓

一眼レフ初心者のぼくに告ぐ。「きれいな写真」から一歩抜け出すために必要なこと。

このとき言われたことの一つが、名作と自分の写真はどこが違うのか考えてみることって、とっても大切だということ。そして比較するための手段として写真集を見たり美術館に行ってみたりすることを勧められました。

機材の面から言えば今の方が断然良いものを使っていて、単純に美しさだけを求めるなら現代の写真の方が良いはずなのに、なぜ過去の名作は色褪せないのか?その理由を自分で見て感じることが大切なんだと思います。

 

それで実際に写真集を買ってみて、その違いが分かったかというと、ぶっちゃけ分からない(苦笑)。でも、写真集に載っているような写真ってすごく丁寧に作りこまれている感じがしたし、第一印象で「おー!」って思えるものなんだな、ということは分かりました。それは、自分がその写真を好きか嫌いかとは別の次元で、写真家が写真に真摯に取り組んでいることを感じさせるものです。

真剣に写真をやるっていうのは、少なくとも、写真に対する真摯な姿勢が写真それ自体から伝わってくるようなものを作り上げることなんだと思います。その点、自分の写真はまだまだだと思っています。

まずはこういった写真集をもっとたくさん見て、考えて、どうやったら自分の写真に対する思いみたいなものが滲み出てくるかを研究してみることが大切だと考えています。

 

 写真展に実際に足を運んで分かったこと

 

写真集から学ぶことも多いですが、それ以上に写真展に行ってみたことの方が勉強になることが多かったです。

個人の写真展って、もちろん規模にもよるんでしょうけど、そこまでたくさんの写真を飾っているわけではありません。膨大な数の写真を撮った中からセレクトにセレクトを重ね、複数枚の写真でどうやって自分の世界観を表現できるかつきつめた末の結果が展示されています。写真集も同じことは言えるのでしょうが、厳選具合から言えば断然写真展の方が上です。

 

浅井さんの写真展では、チベットの厳しさや寂しげな雰囲気がすごく良く表れていました。写真展の中に置いてある小さくプリントされた写真も、紙の選択から何から、全てにおいてこだわって作ったものだと一目でわかるものでした。ぼく自身、ザンスカールなどでチベット系の写真を撮りましたが、自分の写真とは雰囲気が全然違っていて、その違いを知れたことだけでも勉強になりました。

吉田ナギさんの写真は、展示スペースに真っ白な砂を敷き詰め、さらに木のオブジェみたいなものも置いていました。このあたりも雰囲気を出すための工夫なんでしょうね。色鮮やかで抜けるような色の色合いの写真は、アフリカの厳しさやマイナスイメージを感じさせず、活き活きと生きていることを感じさせるものでした。

吉田亮人さんの写真展も素晴らしく、バングラデシュの皮なめし工場の匂いが漂ってくるんじゃないかと思えるほど、統一感がありました。先日出版された写真集のケースには、バングラデシュの皮なめし工場で作られた皮を素材にしているらしく、そのへんもこだわりだなぁ、と感じます。

 

どの方の写真展でも共通して言えるのは、ものすごくこだわって、丹念に作りこまれているということでした。撮影、セレクト、レタッチ、プリント、それに写真集の政策や写真展の企画まで、数多くの工程で手を抜かないのは、なかなか骨が折れることのはずです。

なるほど、写真を頑張るってことはこういうことなのか、そして頑張ることが苦にならないというのは、こうした工程一つ一つを好きになることなのか。そんなことを感じた写真展巡りでした。


ぼくが今回見た写真集や写真展は、過去の名作というよりも今まさに活躍刺されている方々のものです。その点、ぼくが知人に聞いた過去の名作巡りとは若干趣旨が違うかもしれません。

でも、他人の写真を見て、その良さを感じたり、自分の写真との違いを考えることはできるものです。その点、やはり行動を起こしてみて良かったと思います。

 

雨のち晴れ。未熟者もいつかは成熟するさ!


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