康定にも見所あり!東チベット・カム地方の州都でまち歩きを。


そんなわけで、成都からラルンガルやアチェンガルに向けて出発です。ぼくの場合はリタンに行かず、ラルンとアチェンだけを回ることにしていたので、とりあえずガンゼに向かいます。

 

しかしガンゼまでは直行便のバスで18時間とも言われ、最近お疲れモードのぼくにはちょっと辛い道のりになります。実際に来る前までは18時間のバスを使う予定だったんですけどね……。辛いのは勘弁、というメンタリティーになってしまい、結局中継地点で1泊してのんびりとガンゼまで向かうことにしました。

そんなわけで1泊したのが、東チベット・カム地方に行く際に必ずと言って良いほど通る町、康定。読み方は「カンディン」です。カンディンはカム地方の首都と位置付けられていて、カムを定めるという意味があるそうです。そんなわけでカム地方の中で最大の都市なのですが、どうも多くの人が素通り、もしくは夜に寝るためだけの町にしているようです。

 

 康定ってどんなとこ?

 

ぼくも当初、康定なんて名前すら知りませんでしたし、特に見所もないと思って寄るつもりはありませんでした。疲労と高山病対策から仕方がなく泊まっただけです。が、想像以上に面白い町でした。

巨大な岸壁に描かれたチベット仏教の神々、ライトアップされる街並み、それに中国奥地には珍しくお土産物も充実しています。ほどよく都会の雰囲気も出つつ、それでも中国奥地を感じさせる山々を眺めながらの町歩きもなかなかよいものです。朝晩は霧も出たりして、仙人の世界のような雰囲気もでたりします。

町は川に沿うようにして作られており、ところどころに銅像的なオブジェも点在しています。子供がその周りで遊んでいて、それを親御さんが見守っていて。これらは単に観光用というだけではなく、地元の人々の憩いの場にもなっているようでした。

 

先にちょっと書いたお土産。ガンゼまで行っても、特に物珍しいお土産はありません。現地の人に聞いても「チベットシャツとか……?」くらいしか答えがありませんでした。もともと外国人向けの観光地ではないので、お土産らしきものがすごく少ないんです。そんな中で、州都であるカンディンには、お土産がそれなりに充実。ぼくは家族や友人用にヤクの干し肉を買って帰りました。日本で普通に生きていたらヤクなんて食べたことないですよね?(というか日常にヤクという単語が出てくることすらないかも)

中国に限らず、海外旅行をしたとしても職場へのお土産は買って行かないことにしているのですが、今回は珍しさもあって、買っても良い気になりました。海外のお土産でばらまけるお菓子(ただし美味しいものに限る)とかってなかなかないと思うんですが、皆さんどうしているんでしょう?割り切って適当なものを買って帰るんでしょうか?

 

 また、この地域はキノコが有名らしく、松茸を安く食べられるそうです。ぼくも調戦しようと思ってレストランに行ってみましたが、あいにく満席で店に入れなかったため断念しました。次に行くことがあれば必ず食べたいと思います。

 

代わりに、というわけでもないですが、奮発して食べてみたのがヤクの舌。100元もするのでかなり躊躇しましたが、その時はガンゼからの帰り道で、旅の総括的な意味合いも込めて注文してみました。

そうしたら……丸々舌が出てきた。一人ではとてもではないけど食べ切れない。そうしたらお店の人がタッパーを持ってきてくれて、持ち帰ることができました。できれば塩胡椒かなんかももらえると嬉しかったなぁ 笑 そして、この舌が後々思いがけず役に立つことになるとは、このときは思ってもいませんでした。

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 さらに、この町には中国の中でも特に有名な二道橋温泉があります。話によるとバスターミナルから5キロも離れていないようですので、バスかタクシーで行ってみるのも良いかと思います。ぼくは今回、すでにガンゼで温泉に入っていたこともあり、康定では山の散策を優先させましたが、次回は温泉にも入っていきたいと思います。温泉と松茸とか、普通に聞いたらかなりゴージャスな町じゃないですか?

 

 康定のユースホステルはめっちゃ良い!

 

いろいろと康定の魅力を語ってみましたが、この町がすごく良い印象だった理由はユースホステルが素敵だったからだと思います。バスターミナルからすぐのところにある康定コンカ国際ユースホステルが雰囲気も良く素晴らしかったです。場所はバスターミナルをでたら左に曲がり、そのまま左手を見ながら歩いていたら見つかります。バスターミナルから1〜2分程度の場所にあります。

 

このユースホステル、ぼくが今までに泊まったゲストハウスやユースホステルの中でもトップクラスでした。シャワーやwifiが使え、スタッフが英語を話せるのはもちろん、広々としたロビーは旅らしさ・チベットらしさを感じさせるもので、非常に居心地が良いです。

白い猫もうろうろしていて、旅行者はみんなこの猫の写真を撮ってから旅立ちます。謎のテント泊で25元、ドミトリー8人部屋で35元です。日本円で400円から500円ですから、格安と言えるでしょう。康定はカム地方の中心地ということもあって、大きなホテルもたくさんあるようでしたが、ぼくは値段を抜きにして次回もこの宿で良いと思いました。

 

結果、行きと帰りの両方でここの宿に泊まりました。帰りはなんとモンゴルっぽいテント泊!宿の設備は普通の部屋と同じように使えますし、テントの中にもコンセントはあるので、特に不自由はありません。むしろ旅の土産話にもってこいです。

ちなみに、ここのユースホステルでは近場へのツアーもやっているようです。

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そんなわけで、あまり話題に上らない東チベットの町、康定についてごしょうかいしました。必ず行くべき町ではありませんが、行ってつまらないということはないと思いますよ。

雨のち晴れ、明日はきっと晴れるよね。


投稿者: らぴ

旅とカメラと。NikonのD750と58mmf1.4、そして14-24mmf2.8が相棒。望遠欲しい。スポーツとか仕事についても書きます。 雨のち晴れ。いつかきっと晴れるよね。

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