フォトコン入賞のコツは?初心者でもしっかり準備しよう

写真コンテスト……いわゆるフォトコンって、なんとなく敷居が高くないですか?「初心者が出してもどうせ入賞なんて無理なのでは?」「そもそも何をどうすればよいかわからない」そんな声が聞こえてきそうです。ただ出すだけなら簡単ですが、せっかくフォトコンに出すなら、入賞を目指したいですよね。たとえ初心者であっても、ある程度作成んを練ることによって、グッと入賞の可能性は上がってきますよ!

 

でも、ネットを探してもコツやノウハウは断片的にしか載っていません。みんな自分で探し出した方法は隠しているということでしょうか?そんなわけで、自分なりにフォトコンで入賞するために準備すべきことをまとめてみました!始めたばかりの人の参考になれば嬉しく思います。

写真コンテストの情報ってどこで手に入る?

フォトコンの準備の前に、そもそもフォトコンの情報ってどこで手に入るでしょうか。僕は大きく3つのルートで情報を仕入れています。一つはフォトコンのまとめサイト、1つは各社メーカーのコンテスト、3つ目はカメラ・写真雑誌です。

 

僕が定期的にチェックしているのが、フォトコンテストのまとめサイトです。例えば登竜門。いろいろな検索ワードでまとめサイトを見つけ、定期的にチェックしてみましょう。

あとは基本的にカメラメーカー、プリンタメーカー、それにフォトペーパーのメーカーなんかは、各社でフォトコンテストを開催しています。毎年どの時期にやっているのかを確認しておきましょう。だいたい同じ時期にやっていますので。また、カメラ関係のお店に行くと、フォトコンの応募要項を置いてあることが多いです。ニコンサロンにも色々なフォトコンテストの応募用紙が置いてあります。

カメラ・写真雑誌にも情報が載っています。全国規模の大きなものに限らず、地方の小さなものまで載っていたりしますから、チェックしてみるのも良いでしょう。フォトコンテストを意識した「フォトコン」なんて雑誌もあるくらいです。

 

ちなみに、本当かどうかわかりませんが、ニコンのフォトコンテストであればニコンで撮った写真の方が有利だし、キャノンのフォトコンテストならキャノンのカメラで撮った方が有利だなんて言われています。それにフォトペーパーの会社のコンテストなら、開催している会社のペーパーを使った方が良いとも。もちろん、よい写真であることが大前提だとは思います。

 審査員と過去の入賞作品をチェック!

フォトコンへの応募を決めたら、まずは審査員と過去の入賞作品をチェックしてみましょう。受験と一緒で、傾向と対策を掴むことは大切だと思います。いくら頑張って撮影・応募しても、見当はずれの作品を応募したら入賞なんてできないですよね?

 

そんなわけで、まずは誰が審査員で、その人自身の作品はどんなものなのか見てみましょう。審査員の感性について大まかに掴むことができるはずです。僕は、審査員が海外写真を撮っているか、風景だけではなく人も撮影しているかといった点について確認しています。自分とあまりにも感性がかけ離れた人が審査員だと、なかなか高い評価を得るのは難しいと考えます。写真って芸術の世界ですからね。

 

また、コンテストにおける過去の入賞作品もチェックしましょう。なんとなくそのフォトコンテストがどういった作品を評価しているのかつかめます。ここでもチェックポイントは審査員に関するものと同じです。ただし、開催年度によって審査員が変わり、入賞作品の傾向が変わっている場合もありますので、その点には注意が必要です。

 

もちろん、本当に素晴らしい作品は誰が見ても素晴らしいもの。審査員だって自分が好む作品ばかりを選ぶ訳ではないでしょう。審査員の傾向とは違うものでも、本当に自分が自信を持って出せる作品があるのなら、思い切って応募してみても良いと思います。

多くのフォトコンテストでは、複数枚の応募が可能ですから、僕は「そのコンテストっぽいもの」と「自分が好きな感じのもの」、「自分の仲良しだったらこれを好きって言うかな?」みたいに複数パターンで出しています。

 レタッチで作品を磨いておこう!

作品応募にあたって、レタッチはしていますか?

写真を始めた頃、僕はレタッチのやり方もよくわからなくて、とにかくシャープネスと彩度をあげていました。でも実は、レタッチにもいろいろなやり方があります。自分の撮影した作品のイメージが際立つように調整しましょう。

ちなみに、そもそもレタッチをすべきか?というのがよく議論になりますよね。アートじゃないんだから、撮った時のままで良いじゃないか!というのがレタッチ否定派の考え方です。それに対し、レタッチしても良い派は、そもそもメーカーやフィルターによって色合いから何から変わるんだし、撮影後のレタッチも含めてイメージに近づけるのが写真だと応えるような気がします。

 

そんなわけで、いろいろな意見がありますが、少なくともぼくは、フォトコンに応募するならレタッチは必須だと考えます。だってフォトコンって他人の作品との比較ですからね。どちらが見てより美しいか、印象的か、素晴らしいかを競うのがフォトコンです。コンテストですから、競争な訳ですよ。

撮ってだしのものと、それを少しでも良くしようとしたものだったら、どちらが良く見えるかは自明ですよね!もちろん、やりすぎると実物からかけ離れてしまいますし、それを良くは思わない人も少なくはないということは覚えておきましょう。

 

ちなみに、僕がみる限り、特に海外の写真家は明瞭度と彩度はかなりあげていると思っています。また、先日書店で立ち読みした絶景本でもかなり彩度と明瞭度をあげていました。かすみの除去や、周辺減光もうまく使うと効果的だと思います。

 プリントはケチらず良い紙で!

最近はSNSやウェブ応募もたくさんありますが、プリントしたものを郵送するフォトコンテストもいまだ健在です。

そして、プリントしたものを郵送する方が工夫の余地があります。安いプリンターで印刷したり、格安業者に依頼してプリントしたものと、じっくり最高のプリンタで印刷したものでは違いが出て当然です。

 

また、紙についてもこだわるべきでしょう。僕はプリントを始めた頃、富士フィルムさんの最高級ペーパーを使っていました。その当時はそれですごく満足できましたが、最近はさらに紙にお金を使うようになりつつあります。

たとえばピクトリコさんなんかは様々な高級写真用紙を販売していて、僕はプロフォトペーパーという光沢紙やキャンバスフォトペーパーを使っていました。また、三菱製紙さんが出している月光のブルーラベルは半光沢紙で表面が上品な鈍い光が出るのでお気に入りです。最近では、月光のパールラベルがお気に入りです。特に金属の質感が綺麗に出るように感じます。そのほかにも、ホワイトフィルムなど様々な用紙があります。ピクトランの局紙も素晴らしいです。

 

世の中には様々な紙がありますので、それぞれの紙の特性を覚え、自分の作品にどれがマッチするのかを考えることも大切ですね。同じ作品を違う紙に印刷してみると、紙が与える影響の大きさがよくわかります。ぜひ一度やってみてください。あまりの違いに衝撃を受けます。

 

最近はインターネットでの応募とプリントでの応募のどちらでも可能っていうコンテストがありますよね。ああいうのってどうやって両者を比べてるんだろう?と思っていたんです。

昨年、ニッコールフォトコンテストの授賞式で聞いた話ですが、どうやらネットのものをディスプレイで見て良さそうなものを印刷し、それをプリントされて送られてきた良さげなものと比較しているとのこと。(ニコンは今年からネット応募の部が別分野として設定されました)

もしそうだとしたら、どんな感じでどんな紙に印刷されているかわからないものよりも、自分でしっかりと作り込んで印刷したものの方が有利な気がせんか?ぼくは今後、できる限り自分で印刷して応募しようと思っています。

単写真?それとも組写真??

コンテストによっては、1枚で一つの作品とする単写真と、複数枚を合わせることで一つの作品とする組写真のどちらで応募しても良い場合があります。

これに関しては、単写真だとダメ、組写真だと良いといったことはないと思っています。組むことで魅力が増す写真もたくさんありますし、1枚だからこそインパクトが最大限に伝わるものだってあるからです。

 

ただ、組で応募できるフォトコンテストの結果を見る限りでは、組写真の方が多く入賞しているように思えます。組写真で一つの世界観を構成できたときは、組んだ写真同士がお互いを引き立てるので、作品として他者に訴えやすくなります。ぼくが先日入選させてもらった作品も組写真でした。

さて、入選のレベルに達しているかな?

「頑張って準備もしたし応募しよう!」という前に、ちょっとだけ立ち止まってみてください。

あなたの写真と入賞者の写真を見比べて、入賞しそうですか?一度審査員の立場に立ってあなたの作品を見返してみましょう。思い入れとかできる限り排除してくださいね。審査員には思い入れがないわけですから。

 

光とか構図とか勘案し、写真そのものを見て「入賞できるだろ!」と思ったらそのまま応募しましょう。それでダメでも運か自分の見る目がなかったというだけです。逆に「いや、自分が審査員だったら自分の写真は選ばないな」と思ったら、その作品は多分入賞できないです。他の写真でいけないか再検討しましょう。

ぼくもそうですが、旅とかで撮った写真て思入れが強いので、一度立ち止まらないと客観的に見れないんですよね。大切なのは「自分が審査員になったつもりで」「前提知識がない前提で」見返すというところです。

フォトコンまとめ。

フォトコンに出すときに何をするかは以上になります。

今回は、あくまでもフォトコンでの入賞を狙うために何をすべきか?という点に絞って書いてみました。写真の楽しみはフォトコンだけではないですし、あまりにこだわりすぎると疲れてしまいます。また、マネや迎合みたいになってしまうのも面白くありません。せっかく写真を撮るなら、自分の感性を大切にしたいのは当然のことです。

 

他方、フォトコンテストで入賞を目指すことによって、結果として自分の技術が上がったり、他人の作品を見て研究する場が増えたりするのも事実。「やればできる」けど自分の感性で撮るのと「やろうと思ってもできない」から感性だけを頼りにするのとでは、作品の深みも違ってくるのではないでしょうか?ぼくは積極的にフォトコンテストを活用し、自分の技能をあげていきたいと思います。

雨のち晴れ。明日もきっと晴れますように。

 

フォトコン応募のためにすること!

  • フォトコンを探す
  • 審査員と過去の入賞傾向を研究
  • レタッチで自分の作品を磨く
  • プリントはケチらず!良いプリンタと良い紙で
  • 結果的に組写真の方が入選している

 

どうやったら良い写真がとれるかはこちらから↓

一眼レフ初心者に告ぐ。単に「綺麗な写真」から抜け出すために必要なこと

上位入賞作品には共通点ってあるのでしょうか?↓

フォトコン上位入賞作品の特徴をまとめてみた

フォトコン挑戦のまとめはこちら↓

フォトコン入賞大作戦!コツを全部まとめてみた!!

1 Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です