3度目の新疆!タシュクルガンで写真を撮りまくる。


年末年始はカシュガルとタシュクルガン、それにキルギス。今回は少し日記的に記録しておこうとおもます。

ルートとしては、カシュガルからタシュクルガンを往復し、そこからイルケシュタム峠を陸路で越えて、キルギスのオシュへ、さらに飛行機でビシュケクを経由して最後にまたカシュガルに戻ってくるものでした。

3度目のカシュガルへ!

12月末、ついに今年の年末年始旅行。四川航空で成都、ウルムチを経由して丸1日、ついにウイグルの果てカシュガルに到達。もう過去に2回訪れているので、空港から一気にカシュガルの中心地、エイティガール寺院へ。

冬のカシュガルにて
冬のカシュガルにて

今まで宿泊場所として使っていた喀什老城青年旅舎に泊まるべく、職人街へ向かって歩き出しました。いつもと違うのは今回は冬の訪問だということ。今までに訪れた際は、男性がドッパといういわゆるウイグル帽子をかぶっていたのですが、今回は冬の帽子をかぶっていました。黒や若干こげ茶がかった毛がほわほわの帽子です。

いつもの道を迷わずに歩き、ついに到着……と思いきや、なんと冬季休業中。12月から3月までお休みだそうです。こうなるとがっかりしている間もなく、次を探さなければなりません。かばんがずっしりと重く感じます。。。

幸いだったのは、自分が以前に町歩きをした際に、他のユースホステルを見つけていたこと。場所も覚えていたので、エイティガール寺院のすぐ横、喀什パミール青年旅舎へ。こちらはちゃんと営業中で泊まることもできるということで一安心でした。

 

結果として、こちらのユースホステルもすごく良かったです。部屋はドミトリーで1泊45元。床暖房が効いているので寒さは全くなく、むしろ暑いくらいでした。また、シャワーもお湯が出るまで2分程度待つ必要がありますが、ちゃんと暖かいお湯が出てきます。WiFiも完備されているので、ネットにも不自由ありません。レセプションはちょっとエスニックな雰囲気が漂っていて、ビールも買えます。

 

この日は到着の日ということもあり、とにかく次の日に備えてしっかり準備。夜ご飯はユースホステルで出会った日本人と一緒にナイトバザールで。2年前とは場所がちょっと変わっていました。2年前はエイティガール寺院の正面にあって、広場で開催されていましたが、その場所には今、警察署が建っていました。

代わりに広場の横から伸びる直線の道に、たくさんの夜店が並んでいました。売っているものは変わらず、フルーツやお菓子、羊料理などなど多様なものが並んでいました。

ナンを焼く少年
ナンを焼く少年

タシュクルガンも3度目!シェアタクでGO

カシュガルからはいつも通り120元のシェアタクシーで。ユースホステルから7元でタシュクルガン行きのシェアタクシー乗り場へ。朝は、起きたらすぐにタシュクルガンに向かう予定でしたが、偶然出会った写真家の方に同行させてもらい、バザール近辺を撮影(めちゃ良い人で、この出会いは今回の旅で一番の幸運の一つ!)。よってシェアタクシー乗り場に着いたのは14時30分頃でした。

 

その時点でタシュクルガンに行きたいのはなんと自分だけ。だいぶ長く待つことになりそうだな、と思ったので、ゆっくりと昼ご飯を食べることにしました。ラグメンとカバブをしっかり食べ、15時30分。それでもまだ集まりは悪く、車の半分程度。結局出発は16時30分頃となってしまいました。

しかも運が悪いことに、運転手がかなりゆっくり運転。映画を見ながらという有様でした。結果、早ければ4時間程度で着くはずのタシュクルガンに6時間以上かかってしまい、到着は23時。結局宿に入れたのは24時頃でした。まあ海外旅行あるあるですけどね。

 

宿は今回、功徳賓館。ユースホステルや交通賓館は冬の間閉じているし、他に適当な宿を探すには時間が遅すぎるのでもうそのままチェックイン。そうしたら以外と良心的で、冬だから1泊80元で良いといわれました。

部屋は普通に2人分のベッドがあり、全然狭くない。暖房はガンガン効いているし、WiFi完備。温かいシャワーも使えます。この時点で十分に合格点です。安いし。次回訪れた時も使っても良いと感じました。

 タシュクルガンで撮影!〜初日編〜

せっかくのタシュクルガン。美しいパミールの朝日を撮らない理由はありません。北京時間と新疆時間は2時間の時差、さらに新疆の西の端であるカシュガルやタシュクルガンでは、実質的には3時間程度の時差があります。だから朝の9時でも真っ暗。

日の出は10時過ぎですから、それに間に合うように早起きし、町の外れにある湿原へと向かいます。日の出の時間が10時過ぎといっても、ここは山々に囲まれた土地。実際にはそれよりもさらに遅くなります。暗く、とてつもなく寒い朝の道を一人トボトボと湿原に向かいます。氷点下10度は下回っているでしょう、すぐに手が冷たくなってきました。

そんなわけで、環境は非常に厳しかったのですが、厳しい環境ほど美しいというのが世の常。息を呑むような美しさでした。この美しさこそ、自分が海外旅行に目覚めた理由の一つです。パミールの景色は抜群に美しいです。

パミールの朝
パミールの朝

ざっと朝食を済ませたら、今度はまちの中心部へ。相変わらずタジク族!ってすぐにわかる人達が歩いています。新疆の中でも特殊なこの地域、やはり面白いです。今回も帽子集めが趣味ということで、男性用のタジク帽子を購入。

意外と高くて、1つ380元。日本円にしたら6000円くらいでしょうか。一応クオリティーごとに値段が分かれていて、安いやつだと200元くらいからあるみたいです。しっかりと羊毛を使っているものはもちろん高いですが、かぶって街を歩いていると地元の人から逐一クオリティをチェックされるので、良いものを買っておいてよかったです。

帽子をかぶって「俺、タジク大好きなんだ!」と言ってあげると非常に喜びます。商店街では老若男女を問わず、日用品からおしゃれグッズまでいろいろと品定めをしていて、そのようすを眺めるだけでも面白いです。

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さらにさらに!今度は町から離れてちょっぴり郊外へ。できる限りローカルな村を目指します。歩くこと20分くらいでしょうか?数件の集落に到着。土色の壁や繋がれた馬が昔ながらのタジクの雰囲気を醸し出します。

ちょっと郊外に出るだけでまちの雰囲気から離れて一気に大自然の中で人間が生かされている感が出ている場所に行けるのもこういった地域の魅力です。

 

日数が限られているので、本当に朝から晩まで動き回りました。標高が高いので疲労感は強く、なかなかつらいわけですが、今回の旅は写真を撮ることが大きな目的だったので、弱音は吐けません。

そんなわけで日没まで精力的に歩いていたら、今日帽子を買ったお店のおっちゃんと偶然再会。そして何やら手招きを。「タジクチャイ??」もちろん行きますよ、お父さん。そんなわけで大晦日の夜にタジクのお家にお邪魔しました。

こちらはイスラム圏ということで、特段大晦日とか新年とか関係なく、まちもいつも通り。もちろんご飯もいつも通りのものです。この日ぼくに振る舞われたのは、マトン入りの水餃子的なスープ。羊のわりにあっさりとした味付けで、まろやかな味付けでした。

それともちろんチャイ。こちらのチャイは甘いものではなく、風雨の紅茶という印象です。前にタシュクルガンでチャイをいただいた際は、バターを溶かしたんですけど、これは家庭によって違うものなのかもしれません。

「泊まってけ!」と言われましたが、すでに泊まる場所は確保していましたし、かなり疲れていてゆっくり休みたかったので、そこのところは遠慮しました。次回タシュクルガンに訪問した際にはお願いしたいものです。

見つめ合う親子
見つめ合う親子

そんなこんなで思い切り詰め込んだタシュクルガンの1日目が終了。かなり濃い1日となりました。

 タシュクルガンで撮影!〜2日目〜

2日目の朝。今日も撮影です。前日に訪れていた郊外の民家周辺を撮影すべく移動。湿原とは隣り合わせでしたので、パミールの初日の出も美しく撮れました。新年早々良いことありそう、って感じです。

残念ながら民家にお邪魔して人を撮ることはできませんでしたが、朝日の写真と馬や羊の写真は撮ることができました。ちょっと遠くまで足を伸ばした甲斐がありました。

 

町に戻ってちょっと遅い朝食をいただき、タジクのお土産を購入後、今度は別の郊外の村へ。タシュクルガンからカラクリ湖方面に1キロほど行ったところに、普通にローカルな村がありました。

こちらでは女性や子供が村の中をうろつき、羊が放牧され、なぜかアヒルが歩いていたりします。乾燥した土色の村に女性の鮮やかな衣装と青空が映えます。まるでこうした色を強調するためにあえて村が色味を抑えているみたいです。ここでは約1時間ほど撮影。満足度の高い撮影ができました。

村の少年たち
村の少年たち

前日の撮影で満足度が高かったので、この日カシュガルに戻ることにしていました。そんなわけで、15時くらいに宿に戻り、シェアタクシーでカシュガルへ。帰りは爆走で4時間ちょっとしかかかりませんでした。

 


タシュクルガンでだいぶ疲れたので、次の日はお休みデー。町をちょっと歩いて撮影して、あとは昼寝して過ごしました。どうやらキルギスに行けそうだということも分かったので、次の日からはついにキルギスに向けて出発。イルケシュタム峠を越えます。

雨のち晴れ。パミールの空はいつも青。

 

タシュクルガンまとめはこちら↓

タシュクルガンでパミールの息吹を。タジク族が住む国境の町。

タジクから戻ったらイルケシュタム峠を越えてキルギスへ!↓

イルケシュタム峠を越えウイグルからキルギスへ!荒涼とした絶景ロード。


投稿者: らぴ

旅とカメラと。NikonのD750と58mmf1.4、そして14-24mmf2.8が相棒。望遠欲しい。スポーツとか仕事についても書きます。 雨のち晴れ。いつかきっと晴れるよね。

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