ふるさと納税って知ってる?絶対お得っすよ


ふるさと納税って名前くらいは聞いたことありますよね?でも意外と仕組みのことまでは知らなかったり、半分くらい知っていて「面倒臭そう」と思ったりしていませんか?

実はこの制度とっても簡単!そしてかなりお得な制度です。ぼくも去年、今年と2年連続で制度を使っています。使わにゃ損なこの制度、今更ですが紹介します。

どんな制度?20代でもできる?

ふるさと納税という制度、これは地方自治体にふるさと納税として寄付をするとお礼の品がもらえる、しかも寄付金額のほとんどが後で戻ってくるという制度です。もう少し正確に言うと、2000円を除いて、寄付金分が住民税から控除されるんです。つまり実質的な負担は2000円。

 

もちろん、行政の制度ですから無制限にということではなく、それぞれの所得に応じてふるさと納税制度を使える上限は決まっています。それでも、何も高収入の人だけが使える制度というわけではなくて、ぼくたちのような若者でも十分に使える制度だと思っています。20代で収入がそれほど多くなくたって大丈夫です。

ぼくも今年、3つの自治体に寄付をし、日本酒とお米をもらうことができます。日本酒が1升瓶2本、それにお米25キロです。1万円の寄付でお米10キロなんていうのはザラで、頑張っている自治体は素晴らしいお礼を用意してくれています。大体3万円寄付したとしたら、2000円の負担で米30キロはもらえる計算になります。お米30キロを買おうとしたら、1万円くらいはする計算になりますから、だいぶお得です。

 

よく勘違いしている人がいるんですが、この制度で寄付ができるのは、別に自分の出身自治体に限りません。全国どこの自治体だって良いのです。ですから、世の知っている人たちは、自分が欲しいお礼の品を提供してくれる自治体に積極的に寄付をしています。

ぼくはお酒やお米をもらいましたが、お礼の品は自治体によって様々です。肉や野菜、魚といった食料品はもちろんのこと、お菓子や特産の工芸品それに旅行券や宿泊チケットまで。珍しいところでは、パソコンやディスプレイ、登山グッズの商品券なんかを提供している自治体もあります。

 どうやって寄付するの?

さて、寄付したらお礼がもらえて、大体の寄付分は返ってくる制度だということは理解していただけたかと思います。では、どうやって寄付するんでしょう。

簡単なのはふるさと納税のポータルサイトを利用することです。ここでは、自治体がどんなお礼の品を用意しているか簡単にわかります。そして、その場で寄付することが可能です。とっても簡単。

 

寄付をするときに「ワンストップ特例を希望」みたいなところにチェックを入れるのが重要です。これをやらないと自分で確定申告する羽目になります。

このチェックを入れて寄付をすると、ワンストップ特例の申請書類が自治体から届きます。これに必要事項を記入し、マイナンバーと身元確認書類を入れて提出するだけ。必要事項の記入だって1分もかかりません。あとは勝手に寄付した自治体の方で処理してくれます。

とっても簡単でしょう?これは間違いなくやらなきゃ損な制度です。お金の節約にもなりますし、お礼選びもとっても楽しいです。

 


 

ここではぼくたちが得するメリットばかりを紹介しましたが、寄付したお金の使い道を指定して、その町の支援をすることが本来的な目的。教育目的やインフラ整備、スポーツや文化のためにお金を使ってもらうこともできます。複数の自治体に寄付するのであれば、一つか二つは自分にゆかりのある自治体や応援したいと思っている自治体に寄付するのも良いでしょう。

雨のち晴れ。ふるさと納税万歳!


東チベットの行き方まとめー信仰に生きる人々を訪ねて


今年の夏休みは東チベットへの撮影旅行でした。ところでみなさん、東チベットって言われて、何のことだかわかりますか?

「チベット」と言うだけならチベット自治区のことだと考えるでしょうが、実はチベット文化はチベット自治区以外にも存在します。大きく、自治区、インドのラダック、ネパール、ブータン、そして東チベットになります。

 

この東チベットですが、中国の四川省や雲南省や甘粛省等に広がっています。しかしぼく達が東チベットについて語るとき、カムとアムドという地方の名前で呼びます。今回ぼくが訪れたのは、このうちのカム地方で、チベット圏でも最大級の寺院であるラルンガルゴンパやアチェンガルゴンパが存在します。もう一方のアムドには九寨溝やラプラン寺などがあります。

東チベットは、これまで一部のチベット好きや旅行マニアの間でのみその存在が認識され、一般の人にはその存在すら知られていませんでした。

というのも、この東チベット地域については地球の歩き方にすら案内がなされていないのです。正確には、一部シャングリラなどの地名が知られてはいますが、まとまってチベット文化圏として紹介されている大衆向けの本はありませんでした。そして、非常に交通の便が悪いため、短期の旅行ではなかなか訪れにくい場所であるがために、今でも一般に旅行先として勧めにくい場所になっています。なんせ成都から直接カムの中心地ガンゼまで行くにしてもバスで18時間、中継時間を挟むと丸2日かかってしまうのですから。

 

そして、他のチベット地域同様、標高が非常に高く、ぼくが訪れたガンゼで3300m、アチェンガルゴンパについては3800mもありました。ガンゼからアチェンガルに向かう道路などでは4000mを超えますし、景勝地としても名高いリタンでは、その町自体が4000mを超えているそうです。

こんな秘境そのものといっても良い土地柄ですから、地球の歩き方ですら詳しい歩き方を載せていません。ですから、旅の情報は経験者が体験談を記したブログとか、旅行人のチベット(これが最も詳しいと思われます)から得るくらいしか方法がありません。しかも、情勢がコロコロ変わる地域。最新の情報は結局現地で仕入れていくしかないんです。実際、ぼくが訪れた際も、バスターミナルの位置が変わっていました(たぶんこのバスターミナルを初めて使った日本人はぼくです。オープン2日目だったので)。

 東チベット旅行の計画と実際の道程

今回、ぼくが急ごしらえした旅行プランは以下のとおりです。


1日目:日本→成都

2日目:成都→ガンゼ

3日目:ガンゼ→アチェンガル

4日目:アチェンガルに終日

5日目:アチェンガル→ガンゼ

6日目:ガンゼ

7日目:ガンゼ→ラルンガル

8日目:ラルンガル

9日目:ラルンガル→成都

10日目:成都

11日目:成都→日本


そして、実際にどう動いたかというと、こんな感じになります。

1日目:日本→成都

2日目:成都→康定(カンディン)

3日目:康定(カンディン)→ガンゼ

4日目:ラルンガルにトライするも失敗(アチェンガルに長めにいることにする)

5日目:ガンゼ→アチェンガル

6日目:アチェンガル(高山病で死にかける)

7日目:アチェンガル→ガンゼ(死にそうだったので早々に退散)

8日目:ガンゼ→康定(カンディン)

9日目:康定(カンディン)→成都(ちゃいなホリデーのため、超渋滞)

10日目:成都

11日目:成都→日本


あまりにも予定と違いすぎて笑えますが、旅行ってこんなもんだと思います。

東チベットは政情が不安定です。チベットと中国漢民族の確執は有名ですが、今でも緊張状態が続いています。ぼくは今回、ラルンガルゴンパに行きたいと考えていましたが、外国人は入れないと言われ、泣く泣く元いた町に引き返すことになりました。9月末現在、政府がラルンガルに広がる僧坊のうち外側に位置するものを破壊したりしているそうです……。

 

また、風邪をひいてしまい、急激に体力が低下。アチェンガルゴンパでは寒気とだるさ、高山病による大変な顔のむくみなどに襲われました。高山病って死に至ることもある病気ですから、かなり怖かったです。

こういった短期の旅行で、しかもよくわからないようなところに行く場合にはアクシデントがつきものです。ラルンにしてもアチェンにしても、そして帰りの渋滞にしても、必ずしも想定していたものではありませんでした。もし1日の余裕もなく渋滞に巻き込まれていたら、日本に帰れるかどうか不安で仕方がなかったことでしょう。そんなわけで、多少の余裕を持つことが旅行成功の秘訣だなぁ、と改めて感じました。

 東チベット周遊の経験から次の旅人へ

今回、ざっと回ってみて感じたことをメモしておきます。ぼくがいろんな人のブログを参考にさせてもらったのと同様に、これから東チベットを訪れる人がぼくのブログを参考にしてもらえると嬉しいです。

 

東チベット・カム地方の周遊においては、リタンとアチェンガル、そしてラルンガルゴンパの3箇所をまわるのが理想ですが、ぼくのように日数が少ない場合には、最初からラルンガルとアチェンガルに絞った方が賢明な気がしています。ぼくが東チベットを再度訪れるとしたら、リタンとシャングリラなどの南部を中心にまわると思います。

また、ぼくは当初、康定に寄る予定はなかったのですが、あまり体調が良くなかったこともあって、多少のんびり目に移動することにしました。高地への慣れという意味でも、康定で一泊しておいたことはプラスに働いていたと思います(というかこれがなかったら生きていたかどうか……)。死にかけた身から言わせてもらうと、本当に高地をなめたらダメです。顔がパンパンに膨れ上がって、右目がつぶれかけました。「いのちだいじに」です。

あと、この地域も日差しが強いです。リップクリームと日焼け止め・ニベア的なものは必須だと思います。特にこの地域は食べ物が辛いので、唇がやられるとかなりしんどいです。もし万が一忘れてしまったら、超市で買いましょう。

 東チベット関連記事一覧

個別の記事については、こちらからどうぞ。

康定にも見どころあり!東チベット・カム地方の州都でまち歩きを。

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甘孜で温泉!東チベットの個室風呂で「い〜湯だな!」

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東チベットは、旅人であれば一度は訪れてみるべき土地だと思います。ぼくは結婚を控えた友人に、なんとか結婚前の自由がきく時期に一度は見せてあげたいと思っています。この地域は、一生の間に絶対に見るべきものの一つに挙げて良いくらいです。それくらいにぼくたちの日常から離れ、かついろいろと考えさせられる地域です。

雨のち晴れ。どんな雨もいつかはあがるよね。

2016.10.18執筆、2016.12.24リライト