フンザの行き方まとめ!中国からカラコルムハイウェーを駆け抜ける


【重要】5月3日より、中国側カシュガルから国境の町タシュクルガンへの個人旅行が禁止されました。グループツアーであればタシュクルガンまで行けるようです。パキスタンビザを持っていれば入れるとの話もありますが不確かです。

 

桃源郷フンザ。

世界で最も美しい場所の一つであろうこの地への行き方は、パキスタンのイスラマバードから入っていくか、もしくは中国はウイグル自治区からカラコルムハイウェーを使って行くかの2通りです。

ぼくがフンザを訪れたのは2014年秋。そのときは中国側ウイグル自治区からクンジュラブ峠を越えてパキスタンに入国し、フンザまで行って同じ道を戻ってくるルートをとりました。今回はその際のルートをまとめてご紹介します。

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フンザの行き方。日本からどう行く?

日本からフンザまで、ぼくがとった2014年にとった経路は以下の通りです。


【日本・フンザの往復工程末尾に2017の状況)】

① 日本から北京、ウルムチを経由して飛行機でカシュガルまで(1泊2日、北京空港泊、カシュガル泊)金土

カシュガルではナイトマーケットや古い町並み、大バザールなどが楽しめます。

 

② カシュガルから中パ国境の町タシュクルガンまでシェアタクシーで。バスも存在する。(1日、タシュクルガン泊)日

タシュクルガンまでは4〜6時間。途中に綺麗な湖がいくつかあります。特にカラクリ湖は有名です。シェアタクシーの運転手さんに予め頼んでおけば写真撮影させてくれるはずです。タクシーの料金は120元。

 

③ タシュクルガンから国際バスでクンジュラブ越え。カラコルムハイウェーを爆走。パキスタン側の国境の町ススト付近まで。(1日、ススト周辺の町グルミット泊)月

丸一日かけての移動です。タシュクルガン郊外のバスターミナルから、絶景の連続のクンジュラブ峠へ。同乗のパキスタン人からナンをもらうなんてことも。

 

④ グルミットからアッターバード湖へチャーター車で、アッターバードを船で渡り、乗り合いバンでフンザの中心部、カリマバードまで(半日かからない)火

ターコイズブルーの湖を地元の人たちと一緒に渡ります。湖面を太陽の光が反射してて感動的。日本にこんなところあったら速攻でスーパー観光地になってるレベル。周りの山々も美しい。フンザの景色をいろいろと眺めつつ宿へ。

 

⑤ フンザを満喫(2泊3日)火水木

トレッキング、お土産、散策、学校訪問などなど、いろんなことができました。

 

⑥ カリマバードから乗り合いバンでアッターバード経由で、国境にほど近いパスーまで(半日かからない、パスー泊)木

ついに帰り。パスーの水道水はすごく美味しいです。氷河の雪解け水なんだとか。

 

⑦ 朝一にチャータータクシーでスストまで、国際バスに乗り換え、カラコルムハイウェーが走るクンジュラブを越える。中国側国境の町タシュクルガンまで。(1日、タシュクルガン泊)金

この日は丸一日移動。絶景の連続のはずですが、旅の疲れで半分くらい寝てました。

 

⑧ タシュクルガンで1日過ごす。(1日、タシュクルガン泊)土

予定よりも早く中国側に戻ってきたこともあり、タシュクルガンで丸一日。郊外の村まで行ってみる。地元の人の家にお邪魔できてすごく面白い一日。

 

⑨ タシュクルガンからカシュガルまで乗り合いタクシーで。バスも存在。(半日以上くらい、カシュガル泊)日

帰りはやっぱり疲れてて寝てしまいます。帰ったら夜の街でハッスル!(変な意味ではない)

 

→半日カシュガルで時間を潰し、飛行機でウルムチ経由北京、そして日本へ。(1泊2日、北京空港泊)月火

計12日。


フンザで2泊3日とする場合、最初のカシュガル泊と最後のタシュクルガン1日は省けるので、最短10日で行けます。しかし、国境の不確実性や移動の多さを考えると、少し余裕を持って11日か12日見ておいたほうが良いです。

ぼくは国境事情について知らなかったため、フンザに2泊3日しか滞在できませんでしたが、本当はあと1日いる予定でした。自分の知人は、フンザで登山のベースキャンプを訪れ、トレッキングも楽しんだそうです。

 

また、パスーも見所がありますし、その他の場所もただそこにいるだけで自然や人の素晴らしさを感じられるところのように思えました。できることなら2週間とりたいところです。

注意点は何と言っても土日の国境閉鎖です。これを中心に予定を立てる必要があります。毎日バスがあると思っていると、計画が大幅に狂ってしまいますし、最悪日本に帰れなくなってしまいます。気をつけましょう。

 

ぼくがフンザを訪れた2014年当時は、カシュガルからタシュクルガンまでの道は大工事の最中で最悪の悪路。また、アッターバードレイクを船で渡らなければフンザへは到達できませんでした。それが2017年5月現在、道は綺麗に舗装され、アッターバードレイクの付近には道路が走っているそうです。

こうした状況により、物理的には非常にアクセスが容易になりました。特にタシュクルガンからフンザまでは、2014年当時は1日半かかりましたが、現在は日をまたがず1日で辿り着けるようになっているそうです。

冒頭にカシュガルからタシュクルガンには個人で行けなくなってしまったと書きましたが、それにより、以前のように地元のシェアタクシーを使うことはできなくなってしまいました。ご注意ください。

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フンザの魅力は、そこに至るまでの道のりの魅力でもある

フンザといえば、その素晴らしい景色と穏やかな雰囲気が最大の魅力です。その魅力については、雑誌やブログを始め、多くのメディアで語られています。一方、フンザに至るまでの道のりについて語られることは多くありません。

フンザを訪れるのは大変です。「山を越え、川を越え」を実際にやらなければなりません。日数も最短で4日かかりますし、疲れます。それでもぼくは全行程を通して楽しむことができました。

 

カシュガルのアニマルマーケット、真っ青な空のもと絶景が続くパミール高原・クンジュラブ峠。ターコイズブルーを湖面にたたえるアッターバードレイク。満天の星空に優しい人々。砂ぼこりと焼けるような日差し。朝晩の冷え込みと白い吐息。民族衣装にチャパティ。道路を遮る羊たちと国境。吹き抜ける風に、旅人同士の出会い。旅に求める全てが、そこにありました。

バスやシェアタクシーでの移動が多いため、工程を見ると「なんだ、移動ばかりじゃないか」と思われる方もいることでしょう。しかし、移動それ自体を楽しむことができます。中継地点もそれぞれ魅力的ですし、それにバスから見える風景は絶海の連続です。また、バスやシェアタクシーで同乗するのは現地の人ばかり。彼らとのコミュニケーションも楽しめます。

 

雨のち晴れ。さあ、旅に出よう。

関連記事一覧

これまでに書いたフンザ関連の記事です。少々長いですが、こちらを順に読んでいくとイメージが湧きやすいと思います!

 

【カシュガル】

ウイグル帽子のおじさんに混じってカシュガルを堪能しよう。

 

【タシュクルガン】

国境の町タシュクルガンでパミールの息吹を浴びて

3度目の新疆!タシュクルガンで写真を撮りまくる。

 

【クンジュラーブ峠を越えて・カラコルムハイウェー】

標高4900mのクンジュラブ峠を越えフンザへ

 

【アッターバードレイク・パスー(北部フンザ)】

パスーでターコイズブルーの湖と氷河をこの目に。

 

【桃源郷フンザ】

フンザは本当に桃源郷のような優しい土地だった。

 

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河津桜の季節!桜祭り2017に行ってきた!


友人に誘われて、河津桜祭りに行ってきました。え、2月だよね?と思う方もいるかと思いますが、この河津桜、咲くのがソメイヨシノよりも早いらしいのです。そして今年は特に開花が早いようで、現在5〜7部咲き。来週には満開になっていることでしょう。

桜といえば3月の卒業式シーズンからゴールデンウィークの1ヶ月前後で徐々に日本列島を北上するイメージでしたが、この真冬に桜というのもなかなか良いものです。そんなわけで、今日は河津桜祭りの2017の様子をご紹介します。

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 河津桜祭りってどうやって行くの?

そもそも河津ってどこ?という人も少なくないと思います。かくいう自分も知りませんでした。河津桜祭りが行われている河津は、静岡県の伊豆半島にあります。熱海とか伊東温泉があるところですね。

東京駅からだと、新幹線もしくは在来線、伊豆の踊子号なんかを使っていくことになります。だいたい新幹線や伊豆の踊子を使うと、2時間前後でいくことができます。在来線だと3時間ですね。東京からのアクセスは良いです。

 河津桜祭りの雰囲気と楽しみ方!

河津の駅を降りるとすぐに歩行者天国が。ここでは河津の名産である金目鯛の干物や静岡のお茶、小さなエビや各種お菓子などなど、たくさんのお土産が売られています。こうしたお土産やさんは川沿いに所狭しと並んでいて、おそらく1キロくらいは並んでいたのではないでしょうか。

一緒に行った友達は、たい焼きや米澤牛、それに桜餅なんかを食べていました。ぼくは明太子を家で食べる用に購入……。だって美味しそうだったんです!若干食事処が少ないような気もしましたが、買い食いをしていれば問題ないでしょう。

 

桜はもちろん川沿いに植えられていて、ソメイヨシノよりもピンク色が濃い花が可愛らしいです。ぼくが訪れた土曜日も、多くの家族連れやカップル、それに写真愛好家が少し早い春の訪れを楽しんでいました。もちろんぼくも科テゴリー的には写真の人であって、彼女と行くなんていうリア充なことはございません!

この時期は野鳥も見られるので、桜と野鳥、そして川の組み合わせを楽しむのもすごく良いと思います。自分も運良く見ることができました。こうなるともっと遠くまで狙える望遠レンズが欲しくなるんだよなぁ 笑

桜と野鳥
桜と野鳥

あとはこの地域、伊豆半島ということで温泉が豊富です。河津駅から2キロほどのところに町営の温泉会館があり、1000円で入浴することができます。まだ2月ということで、長時間外を歩いていると、やはり冷えます。川沿いということで風が強いのもあるのかもしれませんね。

そんなこんなで、桜祭りを楽しんだあとに温泉に入るとすごく気持ちが良いです。きっとすごく混んでいるのだろうと思って覚悟して行ったのですが、意外と空いていてのんびりと楽しむことができました。内湯と露天、それに泡風呂なんかもあって一種のスーパー銭湯のような形です。

 河津桜を撮りまくろう!

写真好きとしては、写真好き同士で訪れて1日粘るのもありかな、と思いました。桜が咲いている川を横切るように線路が走っているので、桜と電車を合わせて撮ることも可能です。ぼくが訪れた際も、鉄道ファンと思われる人たちが何人も三脚を立て、電車が来るのを待っているようでした。

 

また、夜になると桜道がライトアップされるので、夜まで遊んで泊まっていくのもありかもしれませんね。ぼくは電車の時間の関係で夜桜は一瞬しか楽しめませんでしたが、三脚を立ててじっくり狙ったらすごく面白そうです。

 

先日山形に行った際に思ったことでしたが、風系って本当に難しいです。もちろん他の分野も難しいんですが、いわゆる名所と言われるところってポストカードみたいになってしまって、誰が撮っても一緒みたいになりがちです。そんな中で自分なりの味を出していくのがまさに技術なんだろうなぁと思いました。

河津桜といえば、おそらく橋から狙った桜並木と川の構図でしょう。ぼくはこの丁番の構図で、夕暮れ時の桜を撮っていみました。われながらまだまだだなぁ、と思いつつ、これから伸び代があると思って頑張れそうです。

Kawazu Sakura
Kawazu Sakura

いかがでしたでしょうか?来年あたりはもっとじっくり写真に集中する形で訪れても良いかな、と思いました。一度行ってみるとそこの雰囲気もわかりますし、次回は勝手知ったるぼくの庭的な感覚で楽しめそうです。やっぱりじっくり夜景も撮りたい……。

雨のち晴れ、もうすぐ春ですね!