西安で青龍寺へ!お遍路ゼロ番は中国にあった!


古都長安。シルクロードの起点として古来より様々な政治・経済・文化等の交流店として栄えました。丝绸之道を目指すなら、まずはここから出発しましょう。見所が多すぎて、全部見ようとしたら1ヶ月はかかってしまうというこの街。優先順位をつけて効率的に回りましょう。

ぼくはこのとき、西安から蘭州、敦煌、そしてウイグル自治区へと旅した訳ですが、やはり規模や歴史は西安がすごいんだろうなぁ、と思いました。人口も非常に多い大都会です。ユニクロとかありますしね。

ちなみにこの時は西安から蘭州まで硬卧の電車で163元、そして同じく蘭州から敦煌までは261元でした。思ったより高かったですね。そうはいっても寝台列車ですし、硬卧でも十分快適な旅になりました。

 

お遍路の第ゼロ番、青龍寺

四国八十八箇所巡り、ゼロ番があるって知ってますか?あるんです。中国西安に。

この青龍寺、日本の天才として名高い空海が修行したお寺です。境内には香川県から送られた木などが植えられており、日中友好交流の象徴としての役割も担っています。

多くの中国人で賑わうこのお寺、お遍路マニアなら当然知っていることでしょうが、行かない手はありません。ぼくはゲストハウスで知り合った(というか働いてた)人と一緒に行きました。道路には「小日本鬼子」なんて落書きもあって、複雑な思いに駆られましたが、それでも行ってよかったと思います。

昔、彼は日本の安保理加入について、反対の署名をしたことがあるそうです。「今思えばすごく馬鹿なことをした」と言っていました。報道などに踊らされて、正確な情報なんて考えもせずに行動してしまったそうです。仕方がないのかもしれません、だって彼は、そういう教育を受けてきたんですから。少なくとも彼個人を責める気は到底起きませんでした。

日本と中国っていろいろ懸案があって、すごく難しい関係だと思います。でも海をはさんでのお隣さんとして、ずーっと付き合っていかないことは間違いありません。お互いに良い関係を築けるよう、努力し続けないとなぁ、なんて考えることができた青龍寺でした。

 

回族ストリート

この街で知り合った中国人から、回族(ホイミン)街をお勧めされました。西安にあって、イスラムの香りが濃厚なこの通りでは、ヨーローポーモーはもちろんのこと、イスラムっぽいものが食べられます。ネオンの光もきらびやかで、なんだか別の地域に来たみたいです。西安にのみ滞在するような方にはオススメですね。

 

定番コース ~兵馬俑・華清池などなど~

西安に来たからには、兵馬俑を見なければなりません!そういうレベルで有名ですよね。まあ実際、行ってよかったです。だって超有名だし、一応行って自分の目で確かめないとなんだか恥ずかしい気がしますからね。

結論から言って、微妙でした。博物館とかが好きな人だったら楽しめるかもしれませんが、僕にはでかい人形がたくさんあるだけにしか映りませんでした。ぼくに文化的素養がないってだけかもしれませんが。ここに行って「やっぱぼくは人とか自然系の方が好きだなー」と気づいたほどです。しかも高いですしね。確か200元くらいした気がします。

華清池・驪山については、より微妙度が高かったです。驪山の頂上から見る景色のすごいこと!!PM2.5で何も見えません!現代のリアルな中国を体感できます。ここも120元くらい取られた気がしますし、時間とお金を無駄にした気すらしました(大好きな人がいたらごめんなさい!)。

ぼくは昔、書道を習っていたので、石碑博物館はなかなか楽しめました。顔真卿とか置いてあって「へー」と思えます。ただ、ここは本当にマニアックな場所なので、書道やったことある人以外が行ってもつまらない確率98%です。

 

七賢国際青年旅舎 ~ゲストハウス~

ここのゲストハウスは雰囲気が最高でした。規模も大きくて、各国からいろんな人が集まっているので、交流も楽しいです。

中国の昔ながらの四合院みたいな作りになっていて、そこにいるだけで観光気分です。石造りの暗―い感じなんですけど、それが何とも良い。。。「Oh, This is China!!」みたいな。外国人が日本の伝統的な家屋風旅館に泊まった時の感想ってきっとこんな感じなんでしょうね。いくら中国の人が立派っぽいホテルを作っても、ぼくはそこには惹かれません。だってより伝統的っぽいところが残ってるんだもん。断然こっちのほうが良いじゃん!

ちなみに、ここではバー的なところが併設されていて、お酒も売っているので、安いビールと水餃子でだらだらできます。だらだら最高です。

ここでは本当にたくさんの人と友達になれて、その関係は今でも続いています。青龍寺に一緒に行った人もここでバイトしてた人でしたしね!


古の都西安には、当然のごとく見所がたくさんあります。また、西安から一歩離れれば、三国志ファンにはたまらないスポットが数多く残されているようです。航空券も安いですし、一度は行って見て損ないでしょう。

雨のち晴れ、明日も頑張りましょう。

※ 2017.0322リライト

 


30枚の組写真をつくったる!必要なことと注意点は?


4枚とかの組写真に加え、30枚の作品にも挑戦中の今日この頃、日々勉強です。ポートフォリオをプロの写真家に見てもらったり、写真学校卒のプロの卵に意見をもらったりと精力的に活動し、今までの自分では思わなかったことなんかを吸収すべく頭をフル回転させております!

今日は、自分の備忘録がてらこれまでに学んだこと・考えたことをまとめてみます。

30枚組と4枚の組写真は意味が違う 

当たり前と言えば当たり前ですが、30枚で1つの作品にする時と4枚組でアマチュア向けのフォトコンテストに出品するのでは意味合いが違ってきます。特に30枚ともなると、ある一定のテーマ性が強く求められます。そして作品全体を見た時に面的な広がりがあるストーリーが見えてくる必要があると考えています。

また、ドキュメンタリーという分野で考えると、少なくとも周囲の状況がある程度見える状態の方が好まれるようです(個人的にはアップの写真も好きなんですけどね)。これはポートフォリオレビューの記事でも書いたことですね。おそらくその方が作品全体を通して状況が見えやすくなり、ストーリーの広がりが出やすくなるからではないでしょうか。

 

もちろん、4枚組でも周囲の状況が見える素晴らしい写真はたくさんありますが、フォトコンテストの入賞作品なんかを見ている限りでは、組の中にアップを入れていることが多いような気がします。なんだかんだで4枚だと作品をパッと見た時のインパクトも求められますからね。

もちろん、線でつながったようなストーリーが見えればそれに越したことはないと思いますが、面的な広がりまで表現するのは至難の技でしょう。むしろ組むことによって想像力が掻き立てられるような4点を打っていくようなイメージで捉えています。

30枚組む時に必要なこと

4枚くらいの組ではあまり考えなかったことも、30枚くらいの意識的に考える必要が出てきそうです。

 

4枚ではあまり考えませんでしたし、そもそも「そんなの入れられないよね」となる写真でも、30枚となると必要となる場合もあるようです。たとえばイメージカット。竹沢うるまさんが得意なやつですね。

言い方が適当かわかりませんが、よく分からないけどブレていて、でもイイ感じ!の写真なんかがこれにあたります。あとは炎のアップとか水滴とか。それ自体がドキュメンタリーというよりも、「世界観を象徴するようなイメージを形にしたもの」というのが自分の理解です。

 

また、連続写真もありのようです。自分の場合キルギスに行って羊飼いになってきたわけですが、羊が移動しているところを連続写真で撮るようなものです。それにブレが意識的に入っているようだと確かにカッコ良さそうですよね、迫力あるし。

今まで意識的にそういったカットを撮ったことはありませんでしたが、これから撮影の際には頭の片隅に置いておこうと思っています。

 

あとは生活感を感じられる静物。分かりやすいところで言うと、東南アジア圏なら仏花や仏像、ウイグルだったらナンとかラグメン、ヤカンとかでしょうか。これも気が付いた時には撮るようにしていましたが、作品の構成要素として不可欠だということになればもっと慎重に目配りして歩く必要がありそうです。

 

これは4枚程度の組写真でも言えることですが、構図にも工夫が必要です。日の丸構図や3分割構図は有名ですが、そのほかにも集中線構図とかいろいろありますよね。自分はそのパターンが少ないなぁ、というのが現状です。

4枚だと雰囲気が違う写真を4枚組んだら勝手に構図に差をつけることになるかもしれませんが、30枚ともなれば計算していろいろな構図で組んであげなければ、作品全体が単調になってしまいます。構図は勉強だそうです。たくさんの写真集を見て、イメージを養っていくことが大切ですね。

 

また、アングルも重要な視点です。目線の位置から水平に撮るか、それとも俯瞰して撮るか。あるいはローアングルから撮るか。斜めとか横からというのも、当然考えられますね。さらに、距離感。遠くから撮るか近くから撮るか、それとも普通に会話しているくらいの位置から撮るか。画角はどの程度にするか。構図、アングル、距離感、画角なんかを組み合わせると、バラエティに富んだ、見ていて飽きない作品になるのだろうと思います。

こうしたことを踏まえて「自分に足りないカットはどんなカットか?」を考えながら旅すると、必要なカットに対するアンテナが高くなり、欲しいカットを見つけられる可能性が高まるのだろうと思います。ま、そこまでするか?って話ですが。

 

【個人的に今後組み込んでいきたい写真・メモ】

イメージカット、連続写真、生活感を感じられるような静物、額縁構図、見下ろすような構図、決定的瞬間、人がたくさん写っているやつ、ブレによる動きを感じさせる写真

こういうのを考えながら写真をとるってことが大切ですね。

 


これが正解とはまだまだ言えないもので、あくまでぼくの備忘録になりますが、いろんな人に話を聞きながら書いているので、そこまで間違ったことは書いていないと思います。

30枚ともなると、現地に何度も足を運んで撮りためないと組めないレベルだと思います。そう考えると、やろうと決心して取り組むだけでもなかなか大変。でもこれを乗り越えていかないとまとまった作品は作れないし、ましてや写真集を作るなんてできません。頑張らないとですね。

 

雨のち晴れ。がんがん攻めていこう!