カメラ用リュックって良いね!Lowproのカメラバッグ「プロタクティック450AW19L」レビュー。


約1年ほど前、カメラ用のリュックを購入しました。

1年も使ったらだいたい確からしい満足度が自分の中で出来上がるわけで、今回はそれを元にカメラリュックをレビューします。

1年半くらい前からカメラバッグが欲しいと感じるようになって、結局購入したのが「Lowepro カメラ リュック プロタクティック 450 AW 19L ブラック 367724」というもの。ぼくは手袋もロープロさんのを使っています。ロープロ、何となく格好良いし。

そんなわけで、ここからはぼくが「買ってよかった!」と感じる理由について書こうと思います。

カメラリュックが欲しかった理由

カメラリュックが欲しいと思っていた理由は大きく2つ。

・カメラとレンズを一つにまとめたい

・海外でも使えるような頑丈な入れ物にしたい

こんな当たり前といえば当たり前のことを確実にできるリュックが欲しかったんです。ちなみに、ショルダーとかではなくてリュックが欲しかったのは、重くなるのが目に見えていたこと、そして海外でガンガン動くときの機動性はブラブラするショルダータイプよりもリュックの方が上だと判断したことなどが挙げられます。

 

ぼくはその時すでにD750と58mmf1.4、14-24mmf2.8を持っていました。そして70-200mmf2.8もすぐに買う予定。これらを全部詰め込めるだけの容量が欲しかったんです。そしてそれらの機材をいつでもすぐに取り出せるようなもの。

 

リュックを買う前までは、カジュアルなカバンに無理やり突っ込んで持ち歩いていました。ぼくの場合、だいたい海外での撮影になりますので、カメラ機材の他に、飲み物やタオル、ガイドブックなども詰め込みます。

そうすると、あっという間にカバンの中はぐちゃぐちゃに。レンズを変えたいと思ったときも、カバンの底から漁ってくるような感じでした。はっきり言って面倒臭い。それに高価なレンズの保護の観点からも心配になりがち。雨が降ればバッグに水がしみるし、仮に何かにぶつけたらほとんどダイレクトに衝撃が伝わってしまいます。

カメラリュックを買ってよかったこと

カジュアルバッグ時代に感じていた不満を解消すべく、新しいリュックを購入するに至りました。1年間、様々な環境で使ってみましたが、製品の質には満足しています。プロタクティック君、優秀。

 

容量がでかくて使いやすい

まずでかい。多少無理やり感はありますが、カメラを含め機材を全てバッグの中にしまえます。その他に水はカバンのサイドに、ガイドブックは中にいれておけます。海外で長時間歩く自分にとって、これがギリギリかつ必要十分な大きさでした。これより小さいと機材が全部入らないですからね。

 

そして、カメラ用のリュックということで、機材を出し入れする場所が何箇所かあります。普通のリュックと同じように上から取り出すこともできますし、背中部分全面を開いて取り出すこともできます。

これがすごく便利。海外でレンズを交換するときも、素早く行うことができます。カメラ本体が1台しかなければ、なんやかんやでレンズ交換の回数って多くなりますよね。ですから交換が楽とか素早くできるっていうのはすごく大切な要素なんです。その点、プロタクティック君はとてもよくできています(まあこれは多くのカメラリュックで備わっている機能でしょうが)

ま、実際のところバッグの中はレンズ同士が触れ合わないように仕切られているので、上から出し入れはできません。ですから、この背面を開かなければ出し入れができないのです。

 

頑丈で衝撃対策も万全

そして硬い。すごく丈夫な感じがします。

キャリーバッグのソフトケースくらいの硬さでしょうか。これであれば、高価な機材を入れておいてもだいたいの衝撃を吸収し、中の機材を守ってくれます。カバンの中もショックを吸収するような素材が使われていますしね。

この頑丈さって、カメラリュックに求めらる最も重要な機能だと思うんですよね。高級なレンズとカメラを詰め込んだら、総額50万円を超えることなんてザラ。こんな高価なものを、落としたりぶつけたりして壊れてしまうなんて悪夢です。その意味で、頑丈かつ衝撃対策がなされていることは、カメラリュック選びにおいて最低条件とも言えるでしょう。

 

ノートパソコンが入るのも何気にポイント高いです

買う段階ではそれほど重視していなかったのですが、ノートパソコンを背の部分に入れ込めるというのは、すごく便利だと感じました。

1年ほど前までは、撮った写真は日本に帰ってから見直していたのですが、写真家の人に聞いてみると「撮った写真はその日のうちに確認し、反省する」ことが大事だと言われ、それ以降は重くても海外まで持っていくようにしています。

最高のショットが撮れたと思ったら微妙に手ブレしていた、なんてことがあっても、きちんと毎晩反省ができていれば撮り直すことも可能ですね。

そんなわけで海外までノートパソコンを持っていきたいのですが、やはり心配になるのは盗難。安いものではないので、預けておいて無くなったりしたら泣きたくなります。そうなると常に持ち歩くことになるわけです。パソコンという精密機器も、カメラリュックの頑丈さとショック吸収機能があれば安心です!

今後カメラリュックに期待すること

総じて満足度が高いカメラリュック購入だったのですが、一つだけ不満が。それがデザイン。どうしてカメラリュックってこうも「一目でわかるカメラリュック」みたいな色と形なんでしょうね。

まず売り場においてあるほとんどのリュックが黒。しかも似たような黒。別に黒で良いのですが、差し色とかで工夫する余地はいくらでもあるように思えます。特に若い人向けには。(カメラを趣味にしている層の年齢が少し高いのかもしれませんが)

また、形についてももう少し何とかならないものでしょうか。街中で使っていても違和感がないような形のものがあればすぐにでも買いたくなります。今のカメラバッグは機能性を追求した結果の形なのかもしれませんが、多少カジュアルな見た目のものが欲しいです。今だと完全に機能性に振っているか、見た目重視に振っているかのどちらかな気がしていて、その間の良いバランスのものが少ないと感じます。

 


カメラリュックを買ってみて一番よかったのは、なんだかんだで安心感が増したこと。でかくて頑丈な容れ物があれば、過酷な海外へも気にせず持っていけます。1年使ってみて、悪くなったところもありませんし、長く使えそうです。

これからもこのカメラリュックと一緒にガンガン撮影していきたいと思います!

雨のち晴れ、きっと明日は晴れるよね!


民俗文化財って何?どう保護されているの?を優しく解説。


次は、民俗文化財について多少詳しく解説します。

民俗といえば、お祭りとかお祭りの用具とか、鵜飼とか、なまはげとか。「それって文化財なんだ?」って思う方も多い分野だと思います。駅の観光用ポスターなんかを見ると「国指定重要無形民俗文化財」なんて言葉が書かれていることが多いですので、今度注意してみてみてください。

民俗文化財そのものを少し詳しく。

まずはおさらいがてら。民俗文化財ですが、「民族」ではなく「民俗」です。

で「民俗」って何さ?という話になると思うんですが、「地域に根ざした衣食住・生業・信仰・年中行事等に関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術及びこれらに用いられる衣服、器具、家屋、その他の物件など、人々が日常生活の中で想像し、継承してきた国民の生活の推移を理解する上で欠かせないもの」です。

簡単にいうと、「人々の暮らしぶりに関するもの」となります。

 

これらのうちで国として特に重要・価値が高いと認めたものが重要有形民俗文化財と重要無形文化財です。有形民俗には、無形民俗で用いられる衣服・器具・家具なんかが該当します。

最近では、昨年ユネスコ無形文化遺産にも記載された山・鉾・屋台行事なんかがわかりやすいですね。いわゆる山車祭りです。

 

29年4月現在、重要有形民俗文化財は220、重要無形民俗文化財は303あります。有形・無形共にたくさんの種類に分かれていますが、無形は分野としては3つ。風俗慣習、民俗芸能、民俗技術です。

民俗文化財保護はどう行われている?

まずは有形への支援から。

有形というくらいですから、有形民俗文化財は形あるものです。そうすると、そのものをいかに維持していくかということに焦点が当たります。ですから、その「モノ」自体を保存・継承するため、道具の修理などに国からの補助が出ています。

また、防災設備の整備や、保存施設・展示施設の整備、管理費用などにも補助が出ます。補助率は対象経費の2分の1です。

 

次に無形への支援。

無形の民俗文化財は、形がありません。そうなると伝承・活用への支援というように、有形とは異なる支援の枠組みになってきます。例えば伝承者の要請や現地公開の費用がそれにあたります。

ただし、重要無形民俗文化財を続けて行くために必要な用具の修理・身長や施設の修理・防災にも支援がなされます。これも補助率は補助対象経費の2分の1です。

また、無形であるという特色から、記録作成も行います。民俗は生活ですから、その形が変化していくことも当然にあり得るわけです。そんな中で、「今ある形」を後世に伝えるためには、その状態を記録しておく必要がありますよね。ですから映像なんかに残しておくわけです。

 

このように、民俗文化財の保存・活用のために国が指定し、そして指定したものについて補助金を出すというのが今のところの保護の枠組みです。


最後に一つだけ。ここで例としてあげたお祭りやなまはげ等は、民俗文化財の中でも派手なものです。

実際の民俗文化財の中には、「え?これが文化財なの?」という見た目が地味なものもあります。この文化財類型は、芸術的な素晴らしさではなく、人々がどう生きてきたかを知るためのものですから、そのような「歴史・変遷を知る」上で重要なものは、民俗文化財として価値あるものなんです。

 

雨のち晴れ、きっと明日は晴れるよね!